バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由

2016年01月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
THE PAGE

 福島県が東京電力福島第一原発事故後に始めた甲状腺検査で、甲状腺がんと確定した人数がこれまで115人に上っている。福島県の検討委員会は甲状腺がんの出現を「原発事故の影響とは考えにくい」と説明し続けているが、専門家がこう話す根拠は何なのか。東京大学医科学研究所研究員で、震災後は福島県南相馬市立総合病院で非常勤医を務め、県民の内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師に話を聞いた。BLOGOS., 2016年01月20日

バレット食道からがんへの進行過程を解明

2016年01月20日 | 医療 医薬 健康

前がん病変での幹細胞の存在を明らかにし
バレット食道からがんへの進行過程を解明

国立研究開発法人国立がん研究センター
プレスリリース 2016年1月20日


 国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)の研究所(所長:中釜斉)分子細胞治療研究分野の山本雄介主任研究員は、新たに開発した培養手法を用いて食道がんの前がん病変と考えられていたバレット食道の組織生検サンプルから、幹細胞*1を単離・培養することに成功しその存在を明らかにしました。また、幹細胞のゲノム変異解析を行い、バレット食道が前がん病変であることと、がんへの進行過程を明らかにしました。
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160120_02.html

「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった

2016年01月20日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

細胞30兆、細菌40兆とする新たな推定値

 人体は微生物のるつぼだ。何兆もの細菌がすみ、健康維持に貢献している。その重要性はあまたの研究で明らかになっているが、一方で長年まことしやかに語り継がれている言説がある。「人体に住む細菌の数は、ヒトの細胞数の10倍」というものだ。

 しかし、新たに発表された推定値では、体内の細胞と細菌は近い数であるという。 ナショナルジオグラフィック Online.,2016.01.18

多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法

2016年01月20日 | 細胞と再生医療
出願人: 独立行政法人医薬基盤研究所
発明者: 川端 健二, 田代 克久, 水口 裕之

出願 2014-087113 (2014/04/21) 公開 2014-236725 (2014/12/18)

【要約】【課題】本発明は、効率よく多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法を提供することを課題とする。【解決手段】多能性幹細胞由来の中胚葉細胞を含む細胞集団から、細胞表面におけるCAR(coxsackievirus and adenovirus receptor)の発現を指標として、血液細胞への分化能を有する細胞または心筋細胞への分化能を有する細胞を単離することを含む、多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法による。より詳細には、多能性幹細胞由来の中胚葉細胞を含む細胞集団から、CARlow_=細胞またはCARhigh細胞を単離する工程1)、および上記工程1)により単離されたCARlow_=細胞またはCARhigh細胞を培養する工程2)を含む多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法による。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014236725/

環状デプシペプチドの新規使用方法

2016年01月20日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 学校法人早稲田大学, 国立大学法人東北大学, 国立大学法人京都大学
発明者: 中尾 洋一, 前島 寛, 土井 隆行, 山下 潤, 魚崎 英毅, 福島 弘之

出願 2012-193433 (2012/09/03) 公開 2014-047193 (2014/03/17)

【要約】【課題】心筋症の治療及び心筋細胞の製造方法の提供。【解決手段】式(I)で表される環状デプシペプチド並びにそれらの薬学上許容される塩、溶媒和物及びプロドラッグからなる群より選択される1以上の化合物を含有する医薬組成物。当該化合物を心筋前駆細胞へ接触させる工程を含む心筋細胞の製造方法。心不全、虚血性心疾患または心筋症から選択される心疾患の治療に用いられる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014047193/



支持細胞を使用することなくES細胞又はiPS細胞を内胚葉系へと分化誘導する

2016年01月20日 | 医療 医薬 健康
細胞の分化誘導方法
出願人: 国立大学法人 熊本大学, 持立 克身
発明者: 粂 昭苑, 白木 伸明, 樋口 裕一朗, 梅田 香穂子, 粂 和彦, 山根 恵太郎, 持立 克身

出願 2010-112992 (2010/05/17) 公開 2011-010653 (2011/01/20)

【要約】【課題】支持細胞を使用することなくES細胞又はiPS細胞を内胚葉系へと分化誘導することを可能とするような新規なES細胞又はiPS細胞の分化誘導方法を提供すること。【解決手段】生合成基底膜培養基質上で哺乳動物由来のES細胞又はiPS細胞を増殖因子の存在下で培養することを含む、ES細胞又はiPS細胞から膵臓系又は肝臓系細胞へと分化誘導する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011010653/