バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

腸内細菌が作る酪酸が制御性T細胞への分化誘導のカギ

2013年11月16日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
独立行政法人 理化学研究所
国立大学法人 東京大学
慶應義塾大学 先端生命科学研究所
独立行政法人 科学技術振興機構

~炎症性腸疾患の病態解明や新たな治療法の開発に期待~

本研究成果のポイント
食物繊維が多い食事を摂ると酪酸が増加
酪酸が制御性T細胞への分化誘導に重要なFoxp3 遺伝子の発現を高める
酪酸により分化誘導された制御性T細胞が大腸炎を抑制
プレスリリース 平成25年11月14日

免疫反応の新たなブレーキ役を発見

2013年11月16日 | 医療 医薬 健康

科学技術振興機構(JST)
千葉大学

ポイント
アレルギー疾患発症は免疫系の過剰反応やバランスの乱れが原因です。
遺伝子発現を抑制するたんぱく質「EZH2」分子が免疫反応のブレーキ役として免疫系のバランスを調節する機構を解明しました。
EZH2分子を制御すれば、アレルギー疾患の治療への道が開けると期待されます。プレスリリース 平成25年11月15日


乳がんと環境的要因の関連、複数の意外な発見 米研究

2013年11月16日 | 癌 ガン がん 腫瘍
米国で乳がんの環境的要因を探る約10年に及ぶ研究により、乳がんの起源について新しい重要なヒントを示す、意外な発見が複数もたらされたという報告が今月、米小児科専門誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に発表された。

 よく知られている乳がんのリスク要因には、思春期早発症や高齢出産、遅発閉経、エストロゲン補充療法、アルコール摂取、放射線被ばくなどがある。乳がんリスクのある遺伝子変異も突き止められているが、遺伝性のものは乳がん全体では少ない。AFP BB News.,2013-11-15

肥満症治療薬「効果乏しい」、薬価判断持ち越し

2013年11月16日 | NEWSクリッピング

 武田薬品工業が製造販売の承認を受けた新しい肥満症治療薬に対し、中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)は13日、「効果や必要性が乏しい」などとし、薬価を決める判断を持ち越した。

 1回で結論が出ず、薬の効果を巡り、中医協の議論が継続されるのは極めて異例。

 この薬は「セチリスタット」(商品名オブリーン)。武田薬品によると体内で脂肪を分解する酵素が働かないようにし、脂肪の吸収を抑えて体重を減らす効果がある。肥満で、糖尿病と脂質異常症の人に適用される。読売新聞(web版)2013-11-14

H6N1 ヒトへの感染を初確認

2013年11月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 台湾の衛生当局は、H6N1型と呼ばれる鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染を初めて確認したと発表しました。

これは台湾の衛生当局がイギリスの医学雑誌に発表したものです。それによりますと、台湾に住む20代の女性が、ことし5月、息切れなどの症状を訴え、地元の病院を受診したところ、H6N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確認されたということです。NHK News web.,2013年11月15日

唾液を利用したアレルギー診断薬

2013年11月16日 | アレルギー アトピー

出願番号 : 特許出願2006-356545 出願日 : 2006年12月28日
公開番号 : 特許公開2008-164523 公開日 : 2008年7月17日
出願人 : 株式会社日本メディカル総研 発明者 : 春日 直樹 外1名

【課題】唾液中に存在する、特定のアレルゲンに対するアレルギー特質を検出する技術を提供すること
【解決手段】本発明は、サンプル中のIgEを測定するための基材を提供する。この基材は、表面上に固定化された、該IgEに結合する能力を有する抗原を含む。本発明はまた、被験体中の特定のアレルゲンに対するアレルギー特質を検出するための診断用基材セットを提供する。この基材セットは、A-1)該被験体のIgE抗体に対する抗IgE抗体が固定化された基材;およびA-2)該特定のアレルゲンが固定化された基材;
を含む。明細書pdf >> かんたん特許検索