バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新型インフルエンザワクチン騒動は今も解決されていない?

2010年11月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
受ければ安心、知らないと損する!! 日本のワクチン
 昨年「新型インフルエンザ」が流行し、そのワクチンの接種に際して、「優先順位の高い人から順次接種するスケジュールが厚労省から発表」された。つまり新型インフルエンザワクチンの供給量が十分ではなかったということだ。 日経BP(Webサイト)2010-11-08

ヨーグルト乳酸菌の遺伝子操作-安全な育種技術開発の試み-

2010年11月10日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
佐々木 隆,佐々木 泰子, 伊藤 喜之
腸内細菌学雑誌, Vol. 14 (2001) No. 2 pp.87-95
 遺伝子操作によって改良した乳酸菌などの微生物を将来食品分野で応用する場合, 安全性の確保が最も重要である.そのためには, 食品としてふさわしい遺伝学的材料のみを用いること, また育種された微生物が遺伝的に安定でかっ安全であることなどが求められる.これらの課題を達成するために, 筆者らはヨーグルト製造に用いられる2種の乳酸菌 (ブルガリア菌とサーモフィルス菌) で, 安全な遺伝子組み換え体を作成するための基本的な技術を検討した. [ 抄録 ][ 全文PDF(4153K) ]

標的物質の細胞導入効率を上昇させるための組成物および方法

2010年11月10日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-507661 出願日 : 2004年3月3日
公表番号 : 特許公表2006-519026 公表日 : 2006年8月24日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 三宅 正人 外3名

 本発明は、細胞に導入されることが難しい標的物質(例えば、DNA、ポリペプチド、糖、あるいはそれらの複合体など)を導入する(特に、トランスフェクション)際に、その導入効率をどのような状況にもとでも改善することができる方法を開発することを課題とする。
本発明は、標的物質の細胞への導入効率を上昇させるための組成物であって、(a)アクチン作用物質、を含む、組成物を提供する。本発明はまた、このような組成物を用いたデバイスおよび方法にも関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

放射線治療における副作用発症予測用DNAオリゴマー、遺伝子マーカー、DNAオリゴマーセット

2010年11月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 : 特許出願2004-278246 出願日 : 2004年9月24日
公開番号 : 特許公開2006-87375 公開日 : 2006年4月6日
出願人 : 独立行政法人放射線医学総合研究所 発明者 : 今井 高志 外2名
発明の名称 : 放射線治療における副作用発症予測用DNAオリゴマー、遺伝子マーカー、DNAオリゴマーセット、および副作用発症予測方法

【課題】 オーダーメイド放射線治療を具現化するために、がん患者の放射線治療における副作用を発症する危険率の程度を予め予測することのできる放射線治療における副作用発症予測用DNAオリゴマー、遺伝子マーカー、DNAオリゴマーセット(PCR用プライマーセット)とDNAオリゴマー(伸長用プライマー)、および放射線治療における副作用発症予測方法を提供する。
【解決手段】 本発明の放射線治療における副作用発症予測用DNAオリゴマーは、DNA塩基配列中における特定の塩基がリスクアレルであるか非リスクアレルであるかを判定することで、がんの放射線治療において副作用が発症する虞があることを予測するためのDNAオリゴマーであって、特定のDNA塩基配列について、特定の塩基を含む、少なくとも10~241の連続したDNA塩基配列を有する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

臓器移植患者における免疫抑制剤

2010年11月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-195810 出願日 : 2007年7月27日
公開番号 : 特許公開2009-27982 公開日 : 2009年2月12日
出願人 : 東レ株式会社 外1名 発明者 : 乾 賢一 外1名
発明の名称 : 免疫抑制剤及びプロトンポンプ阻害剤が併用投与された臓器移植患者における薬物相互作用及び血中免疫抑制剤濃度変動の予測

【課題】臓器移植患者における免疫抑制剤及びプロトンポンプ阻害剤(PPI)の薬物相互作用及び血中免疫抑制剤濃度変動の予測。
【解決手段】臓器移植患者及び臓器提供者の双方の生物学的サンプルにおけるヒトチトクロームP450 3A5及び2C19の遺伝子多型を測定し、それによって、(1)臓器移植患者及び臓器提供者の該ヒトチトクロームP450 3A5及び2C19の遺伝子多型がともに変異型である場合、該患者において血中免疫抑制剤濃度が最大許容レベルを超えて副作用をもたらすことを示し、かつ該副作用を抑制するか回避するような種類のPPIが選択される、並びに/或いは、(2)臓器移植患者又は臓器提供者の該ヒトチトクロームP450 3A5及び2C19の遺伝子多型の少なくとも1つが野生型である場合、該患者において血中免疫抑制剤濃度が最大許容レベル以下であって副作用をもたらさないことを示し、かつ任意の種類のPPIが選択される、ことを含む方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

RNA干渉誘導エレメント及びその用途

2010年11月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-551502 出願日 : 2006年5月15日
公表番号 : 特許公表2008-539695 公表日 : 2008年11月20日
出願人 : 学校法人 久留米大学 外1名 発明者 : 石井 浩二郎 外1名

 本発明は、以下の(a)~(c)のヌクレオチド配列から選択されるヌクレオチド配列を含むRNA干渉誘導エレメントを提供する:
(a)配列番号1又はその相補配列からなるヌクレオチド配列;
(b)上記(a)のヌクレオチド配列に含まれる少なくとも15個の連続したヌクレオチドからなり、かつ、RNA干渉誘導能を有するヌクレオチド配列;
(c)上記(a)~(b)のいずれか1つのヌクレオチド配列に少なくとも70%の相同性を有し
、かつ、RNA干渉誘導能を有するヌクレオチド配列。
本発明のRNA干渉誘導エレメントを用いることにより、容易に所望の遺伝子をノックダウンしたり、所望の標的遺伝子に対するsiRNAを作成することが出来る。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

治療に有用な遺伝子産物(例えば、Hsp72、HLAなど)

2010年11月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2004-177656 出願日 : 2004年6月15日
公開番号 : 特許公開2008-48601 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 株式会社日本厚生科学研究所 発明者 : 大石 貴彦
発明の名称 : 治療に有用な産物の生産法およびシステム
【課題】治療に有用な遺伝子産物(例えば、Hsp72、HLAなど)を生産するのに適切な技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、治療に有用な遺伝子産物を生産する方法であって、A)該遺伝子産物を生産する能力を有する生産体を提供する工程;B)該生産体を、該生産体のドナーの温熱治療効果を最大に発揮させるための至適温度に供する工程;およびC)該生産体から、該遺伝子産物を得る工程、を包含する、方法および関連するシステムに関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼ

2010年11月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2006-58728 出願日 : 2006年3月3日
公開番号 : 特許公開2007-236209 公開日 : 2007年9月20日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 堀江 祐範 外5名
発明の名称 : フラップエンドヌクレアーゼ

【課題】 新規な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼを提供する。
【解決手段】 Sulfolobus由来の特定のアミノ酸配列からなる蛋白質、または該アミノ酸配列において1以上のアミノ酸残基が欠失(ただしN末端の51アミノ酸残基の欠失を除く)、置換(ただしN末端のメチオニンを除く)もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつフラップエンドヌクレアーゼ活性を有する蛋白質。本発明の蛋白質は、少なくとも80℃、15分間の加熱処理を行ってもフラップエンドヌクレアーゼ活性を失わず、SNPのタイピング法の一つであるインベーダー法への応用および遺伝子組換えや遺伝子シャフリングへの応用に有効な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼとして利用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

癌診断のための方法およびキット

2010年11月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2003/010676 国際出願日 : 2003年8月22日
国際公開番号 : WO2004/018679 国際公開日 : 2004年3月4日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 島田 英昭 外4名

 本発明は、癌の診断に有効な複数の新規抗原ペプチドと、この抗原ペプチドに対する抗体、これらを用いた癌(例えば、直腸癌または結腸癌)診断方法を提供する。より詳細には、配列番号2または4などのアミノ酸配列を有するヒト癌抗原ペプチドと、被験体の血清中に、前記の抗原ペプチドと結合する抗体が存在するか否かを試験する癌診断方法。前記の抗原ペプチドと結合する抗体と、被験体の生体試料中に、その抗体と結合する抗原ペプチドが存在するか否か試験する癌診断方法ならびに関連方法が提供される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

複数の核酸を連結した核酸構築物の作製方法

2010年11月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2005-125759 出願日 : 2005年4月22日
公開番号 : 特許公開2006-296350 公開日 : 2006年11月2日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 後藤 利保 外1名
発明の名称 : 複数の核酸を連結した核酸構築物の作製方法および該方法を利用した核酸のクローニング

【課題】制限酵素を用いることなく、複数の核酸分子を連結して核酸構築物を作製すること。
【解決手段】本発明は、以下:(a)第1の核酸分子を増幅して第1の二本鎖増幅産物を得る工程;(b)第2の核酸分子を増幅して第2の二本鎖増幅産物を得る工程であって、該第1の二本鎖増幅産物の3’末端部分と、該第2の二本鎖増幅産物の5’末端部分とが、特異的配列のみがハイブリダイズする条件下でハイブリダイズするような配列を有するように増幅される、工程;(c)工程(a)および(b)によって得られた該第1および第2の二本鎖増幅産物を混合し、一本鎖に変性して、該特異的配列のみがハイブリダイズする条件下でハイブリダイズさせる工程;および(d)該(c)の混合物をテンプレートとして用いて核酸増幅反応を行って連結核酸増幅産物を得る工程を包含する方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)