バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

テロメア・テロメレースを標的とした抗腫瘍療法

2010年10月03日 | 癌 ガン がん 腫瘍
清宮啓之
化学と生物 Vol.48(10) p.713-719(2010)

出願番号 : 特許出願平10-370269 出願日 : 1998年12月25日
公開番号 : 特許公開平11-246402 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : 財団法人癌研究会 外2名 発明者 : 鶴尾 隆 外3名

発明の名称 : テロメレ―ス阻害剤

【課題】 テロメア及びテロメレースと癌との関係の解明や、癌予防及び癌治療において有用なテロメレース阻害活性を有し、医薬用としての安全性や好適な特性を有するテロメレース阻害剤を提供すること。
【解決手段】 カテキン、なかでもエピガロカテキンガレートを有効成分としてテロメレース阻害剤を構成する。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB
註)出願細項目記事 査定種別(拒絶査定)

ビフィズス菌を用いた固形がんの治療

2010年10月03日 | 癌 ガン がん 腫瘍
谷口俊一郎
化学と生物 Vol.48(10) p.671-673(2010)

【参考資料】
特許第3642755号(2005.2.4)
出願番号 : 特許出願2001-290187 出願日 : 2001年9月21日
公開番号 : 特許公開2002-97144 公開日 : 2002年4月2日
出願人 : 天野 純 外1名 発明者 : 藤森 実 外6名

発明の名称 : 嫌気性菌を用いた遺伝子治療用医薬

【課題】 本発明の目的は、固形腫瘍の遺伝子治療に有効で、かつ人蓄により安全な遺伝子輸送担体としてのビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属に属する嫌気性菌、および上記嫌気性菌を含有することを特徴とする医薬を提供することにある。
【解決手段】 抗腫瘍活性を有するタンパク質をコードするDNAまたは抗腫瘍物質前駆体を抗腫瘍物質に変換する活性を有するタンパク質コードするDNAを、嫌気的環境下にある腫瘍組織特異的に輸送し、該DNAにコードされる蛋白質を発現することができるビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属に属する微生物およびそれを含有する医薬。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

第26回 Wakoワークショップ「幹細胞・iPS細胞研究の最前線」

2010年10月03日 | 医療 医薬 健康
今回は、慶応義塾大学・医学部・生理学教室 教授 岡野 栄之 先生のお世話により、「幹細胞・iPS細胞研究の最前線」をテーマに最新の研究内容のご講演をいただきます。
多数の方にご参加いただけますようお願い申し上げます。
開催要項
日   時 : 平成22年11月26日(金)  10:00~17:00 (9:30~受付開始)
開催場所 : THE GRAND HALL (http://www.tg-hall.com/contact/
     東京都港区港南2-16-4    TEL 03-5463-9973(開催当日)
総合企画 : 慶應義塾大学・医学部・生理学教室 教授 岡野 栄之
詳細 >>> http://bit.ly/bDn0L6

筋ジストロフィーの遺伝子治療における骨格筋への遺伝子デリバリー

2010年10月03日 | 医療 医薬 健康
湯浅 勝敏, 土方 貴雄, 武田 伸一
Drug Delivery System, Vol. 22 (2007) No. 2 pp.140-147
 筋ジストロフィーは進行性の筋力低下を示す筋疾患で,筋形質膜関連蛋白質の遺伝子変異により正常蛋白質の発現がみられない.筋ジストロフィーの遺伝子治療のためにウイルスベクターなどを用いたいくつかの治療戦略が開発され,正常蛋白質の部分的発現は可能である.しかし,これら治療戦略でも筋特異的にさらに安全に全身の骨格筋に治療遺伝子を導入することはいまだ不可能で,臨床に適用できていない. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

アデノウイルスを用いた遺伝子導入法

2010年10月03日 | 医療 医薬 健康
沖米田 司, 甲斐 広文
日本薬理学雑誌, Vol. 119 (2002) No. 6 pp.337-344
多くの製薬企業において,大量の化合物を一度にハイスループットスクリーニング(HTS)により薬効評価を行うようになった現在,HTSに適した評価系の確立が,企業における薬理学研究者の大きなテーマとなってきている. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

がん温熱遺伝子治療の開発にむけて

2010年10月03日 | 医療 医薬 健康
大津留 晶,ブライデン ベラ,三木 文夫,磯本 一,赤司 有史,小坂 光男, 山下 俊一
日本ハイパーサーミア学会誌, Vol. 16 (2000) No. 3 pp.131-141
 癌自殺遺伝子治療と温熱療法を併用することにより, 癌細胞に対するFas依存性アポトーシスを介した機序により, 著明な治療効果増強が得られることが見出された.さらに遺伝子治療における副作用をなくす目的で, 癌細胞の温熱耐性獲得時にHSP遺伝子のプロモーター活性が上昇することを応用した, 腫瘍選択的な分子標的治療を新たに考案したので報告する. [ 抄録 ][ 全文PDF(2742K) ]

日米EU医薬品規制調和国際会議遺伝子治療専門家グループの活動

2010年10月03日 | からだと遺伝子
日米EU医薬品規制調和国際会議遺伝子治療専門家グループの活動と遺伝子治療薬の規制における国際動向
山口 照英, 内田 恵理子
Drug Delivery System, Vol. 22 (2007) No. 6 pp.651-659
 ICH遺伝子治療専門家グループは,遺伝子治療薬をめぐる科学的な諸問題に柔軟に対処するために,専門家グループ会議や公開ワークショップなどを通じて得られた議論の成果を広く公開するとともに,新たな知見が得られた場合に迅速に対応していくというスタンスで活動を行っている. [ 抄録 ][ 全文PDF ]