バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自然環境からの特定機能微生物およびその遺伝子の検出・定量方法

2010年10月29日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2005-222424 出願日 : 2005年8月1日
公開番号 : 特許公開2006-42817 公開日 : 2006年2月16日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 丸山 明彦 外3名
【課題】自然環境からの特定機能微生物およびその遺伝子の検出・定量方法、新規16S rRNA遺伝子情報およびプローブを提供すること。
【解決手段】1)自然環境における特定機能微生物の優占度を推定する工程、2)特定機能微生物の増殖が陽性と判定される最も希釈段階の高い培養液中の微生物の特定の遺伝子領域を増幅し、クローニングする工程、3)クローニングした遺伝子領域の異同を調べ、その塩基配列を決定する工程、および4)決定した塩基配列情報から、自然環境下に生息する特定機能微生物を同定する工程を含む、自然環境から特定機能微生物およびその遺伝子を検出および定量する方法。特定の塩基配列を有する16S rRNA遺伝子。特定の塩基配列の一部を有し、CyCloclasticus属の石油分解細菌と特異的にハイブリダイズしうる、塩基長10~50bpのRNAまたはDNAプローブおよびその利用法である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

芳香族ヒドロキシカルボン酸合成能を有する新規微生物

2010年10月29日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-42770 出願日 : 2007年2月22日
公開番号 : 特許公開2008-200010 公開日 : 2008年9月4日
出願人 : 学校法人早稲田大学 発明者 : 桐村 光太郎 外5名
発明の名称 : 芳香族ヒドロキシカルボン酸合成能を有する新規微生物及び該微生物又は該微生物が産生するタンパク質を用いた芳香族ヒドロキシカルボン酸の製造方法

【課題】フェノールおよびポリフェノールなどの芳香族ヒドロキシ化合物のベンゼン環への二酸化炭素固定反応を触媒する好気性の微生物を見出し、これを利用した常温、常圧の環境調和型プロセスによって芳香族ヒドロキシカルボン酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】フェノールおよびポリフェノールなどの芳香族ヒドロキシ化合物のC2位へのカルボキシル基導入反応を触媒する新規な好気性の微生物としてトリコスポロン・モニリイフォルメWU-0401を用いる。さらに、当該反応を触媒する酵素および当該遺伝子を用いる。これらを用いることにより、常温、常圧の環境調和型プロセスによってサリチル酸を初めとする、広範な芳香族ヒドロキシカルボン酸を製造することができる。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

PEF-TS発現ユニット

2010年10月29日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-521865 出願日 : 2005年7月16日
公表番号 : 特許公表2008-506400 公表日 : 2008年3月6日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ゼルダー,オスカー 外4名

 本発明は、遺伝子の転写および発現を制御するための核酸配列の使用、新規なプロモーターおよび発現ユニット、遺伝子の転写速度および/または発現速度を改変させるかまたは生起させる方法、前記発現ユニットを含んでなる発現カセット、改変されたまたは生起された転写速度および/または発現速度をもつ遺伝的に改変された微生物、ならびに遺伝的に改変された微生物を培養することによる生合成産物の製造方法に関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ポリフェノール類の分析方法

2010年10月29日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願平5-121542 出願日 : 1993年5月24日
公開番号 : 特許公開平7-209248 公開日 : 1995年8月11日
出願人 : 農林水産省 野菜・茶業試験場長 発明者 : 後藤 哲久 外4名

【目的】 ポリフェノール類の分析方法、特に食品の溶液中に含まれるポリフェノール類の分析方法、また、バイオセンサーによる分析方法を提供する。
【構成】 酸素電極に植物の組織片を装着し、植物組織内の酵素によるポリフェノールの酸化に伴う酸素濃度の減少を、酸素電極によって測定することにより、溶液中に含まれるポリフェノール濃度を定量する。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

HCV遺伝子型判定方法

2010年10月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-157402 出願日 : 2007年6月14日
公開番号 : 特許公開2008-306974 公開日 : 2008年12月25日
出願人 : 学校法人 埼玉医科大学 発明者 : 松岡 優 外4名

発明の名称 : HCV遺伝子型判定方法、並びに、これに用いるLNAプローブ及びキット

【課題】HCV遺伝子型を、簡便な工程、短時間、低コストで、高精度に同定できる、HCV遺伝子型の判定方法を提供する。また、該方法に好適に用いることができるLNAプローブ及びキットを提供する。
【解決手段】(1)特定の塩基配列を含む第一のプライマー対を用いた、第一の遺伝子増幅反応により得られる第一の増幅産物を鋳型として、特定の別の塩基配列において、5塩基以上の連続した塩基配列からなり、特定の塩基を含む塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを用いて第二の遺伝子増幅反応を行う工程と、(2)前記第二の遺伝子増幅反応により得られる第二の増幅産物を検出する工程とを含むことを特徴とするHCV遺伝子型判定方法、並びに、これに用いるLNAプローブ及びキット。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

B型肝炎検査薬、厚労省が初承認 遺伝子タイプを判定

2010年10月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 国内の患者・感染者が100万人を超えるとされるB型肝炎で、ウイルスの遺伝子タイプを判定する検査薬が初めて厚生労働省の製造販売承認を受けた。年内にも医療関係機関向けに販売が始まる。タイプごとに症状や治療効果に違いがあるが、国が承認する検査薬はなかった。患者に最適の治療法選びに役立つと期待される。 朝日新聞(Web版)2010年10月29日

トリフルオロメタンスルホン酸を用いたアリールO-グリコシド

2010年10月29日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2008-224811 出願日 : 2008年9月2日
公開番号 : 特許公開2010-59073 公開日 : 2010年3月18日
出願人 : 国立大学法人帯広畜産大学 発明者 : 橋本 誠
発明の名称 : トリフルオロメタンスルホン酸を用いたアリールO-グリコシドおよびアリールC-グリコシドのアシル化

【課題】 簡便で様々な置換基に応用が可能なアリールO-グリコシドおよびアリールC-グリコシドの誘導体の合成法を提供すること。
【解決手段】 アリールO-グリコシドまたはアリールC-グリコシドのアリール基をフリーデルクラフツ反応によりアシル化する方法であって、アリールO-グリコシドまたはアリールC-グリコシドを、トリフルオロメタンスルホン酸およびカルボン酸ハロゲン化物と反応させることを含み、該反応は、グリコシドに対して8当量以上のトリフルオロメタンスルホン酸を用いて、15℃以下の温度で、1時間以内の時間で行うことを特徴とする方法。J-Store >>国内特許コード P100001058

肉腫予後判定因子及び転移阻害薬

2010年10月29日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2008/059972 国際出願日 : 2008年5月30日
国際公開番号 : WO2008/149782 国際公開日 : 2008年12月11日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 戸口田 淳也 外2名

本発明は、腫瘍の遠隔転移や生命予後に関連する遺伝子としてのザルコポディンの用途に関する。具体的には、本発明は、腫瘍組織における、ザルコポディンの発現レベルを測定することを含む、腫瘍の遠隔転移のリスク又は生命予後を判定する方法を提供する。更に、本発明は、ザルコポディンをコードするmRNAに相補的なポリヌクレオチド又は該ポリヌクレオチドを発現し得る発現ベクターを含む、転移阻害剤を提供する。J-Store >> 国内特許コード P100001069

肺がん:開発中の新薬 効かない仕組み解明 自治医大など

2010年10月29日 | 医療 医薬 健康
 従来の治療薬が効かない肺がんに著しい効果があるとされる開発中の新薬「クリゾチニブ(一般名)」で、患者の一部に薬が効かなくなる「薬剤耐性」が起きる仕組みを自治医科大と東京大の研究チームが解明した。他のがん治療薬にも応用でき、耐性化しにくい薬の開発に道が開けるという。28日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。毎日新聞(web版)2010-10-28

てんかんの仕組み、興奮抑え役の細胞が逆作用? 玉川大2010

2010年10月29日 | 医療 医薬 健康
 神経の興奮を抑える細胞が、逆に興奮して、てんかんを起こしている可能性があることを玉川大学の磯村宜和(よしかず)教授らのグループが見つけた。薬が効きにくいタイプのてんかんの仕組みの解明や薬開発につながりそうだ。13日付米専門誌に発表する。朝日新聞(Web版)2010年10月17日