バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん治療ワクチン報道で朝日新聞と東大が火花

2010年10月21日 | NEWSクリッピング
患者の不安をあおっただけ!?
 朝日新聞と東京大学が大ゲンカだ。キッカケは、15日の朝日(朝刊)が1面でデカデカと報じた「臨床試験中のがん治療ワクチン『患者が出血』伝えず」という報道だ。
 記事は、「東大医科学研が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験で、08年にすい臓がん患者が消化管出血したにもかかわらず、ペプチドを開発した中村祐輔教授(当時)は、同種のペプチドワクチンを提供していた他の病院に知らせなかった」というものだ。 GendaiNet.,2010年10月16日

多剤耐性の細菌対策「未承認薬(コリスチン)、導入を」4学会提言

2010年10月21日 | 健康・栄養機能性成分
 複数の抗生剤が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクター対策に向け、日本化学療法学会など感染症関連の4学会が21日、国内で未承認の抗生剤を早期導入するよう国に求める提言を発表した。医療施設では個人輸入で備蓄する動きも出ており、化学療法学会のアンケートでは7割の施設が治療に未承認薬が必要だと回答している。 朝日新聞(Web版)2010年10月21日

ポリメラーゼ連鎖反応に用いる鋳型DNAを菌体から調製する方法

2010年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2004/000960 国際出願日 : 2004年1月31日
国際公開番号 : WO2004/070032 国際公開日 : 2004年8月19日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 発明者 : 青木 孝之

 吸水性の担体に供試菌体を付着させて増殖させ、次いで、同担体をフェノールとCIAを等量混合した混合液で処理し、さらに、遠心分離後の上清を一定量分取し、揮発し乾燥させることで、DNA以外の夾雑物を反応に問題が無い程度に除去した鋳型DNA試料を調製することが可能であることを見いだした。また、この方法によれば、同一条件で調製された鋳型DNA試料を複製し保存することも可能であった。この方法で調製した鋳型DNAを利用して、PCR反応を試みたところ、多くの糸状体の菌類や酵母において、効率的に遺伝子増幅産物が得られた。ポリメラーゼ連鎖反応に用いる鋳型DNAを菌体から調製する方法。J-Store >>国内特許コード P100001008

トリフルオロメタンスルホン酸を用いたアリールO-グリコシド

2010年10月21日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2008-224811 出願日 : 2008年9月2日
公開番号 : 特許公開2010-59073 公開日 : 2010年3月18日
出願人 : 国立大学法人帯広畜産大学 発明者 : 橋本 誠

発明の名称 : トリフルオロメタンスルホン酸を用いたアリールO-グリコシドおよびアリールC-グリコシドのアシル化

【課題】 簡便で様々な置換基に応用が可能なアリールO-グリコシドおよびアリールC-グリコシドの誘導体の合成法を提供すること。
【解決手段】 アリールO-グリコシドまたはアリールC-グリコシドのアリール基をフリーデルクラフツ反応によりアシル化する方法であって、アリールO-グリコシドまたはアリールC-グリコシドを、トリフルオロメタンスルホン酸およびカルボン酸ハロゲン化物と反応させることを含み、該反応は、グリコシドに対して8当量以上のトリフルオロメタンスルホン酸を用いて、15℃以下の温度で、1時間以内の時間で行うことを特徴とする方法。J-Store >>国内特許コード P100001058

DNAセンシング方法

2010年10月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2009-19756 出願日 : 2009年1月30日
公開番号 : 特許公開2010-172290 公開日 : 2010年8月12日
出願人 : 学校法人早稲田大学 発明者 : 逢坂 哲彌 外2名

【解決手段】半導体上に反応ゲート絶縁部として絶縁層が形成された電界効果型トランジスタの絶縁層の上に、反応性官能基を有する有機単分子膜を形成し、有機単分子膜に塩基数3~35の短鎖プローブDNAを、反応性官能基を介して結合させ、プローブDNAに対し、ターゲットDNAをハイブリダイゼーション反応させ、ハイブリダイゼーション反応により形成された二本鎖DNAを金属カチオンで修飾した後、金属カチオンで修飾された二本鎖DNAを緩衝液に接触させて、ハイブリダイゼーション反応によるプローブDNAの負電荷の変化により生じる絶縁層の表面電位変化を検出する。
【効果】本発明のDNAセンシング方法は、オンチップでの高感度のDNAセンシングとして非常に効果的であり、完全相補配列を有するDNA及び一塩基多型等のミスマッチ配列のDNAの解析を、高感度かつ高精度で実施することができる。J-Store >>国内特許コード P100001062

タンパク質又は遺伝子導入用試薬

2010年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2007/073266 国際出願日 : 2007年11月26日
国際公開番号 : WO2008/062911 国際公開日 : 2008年5月29日
出願人 : 学校法人早稲田大学 発明者 : 武岡 真司 外6名

本発明は、細胞へのタンパク質又は遺伝子導入用試薬を提供する。
本発明の試薬は、例えば、下記式(I)-1:


(式(1)-1中、式中、Lは、単結合、又は-CONH-若しくは-S-S-であり、M1は、-(CH2)k-又は-(CH2CH2O)k-(kは0~14の整数である。)であり、m1及びm2はそれぞれ独立して、11~21の整数を表す(但し、細胞への遺伝子導入用試薬の場合は、m1及びm2がいずれも15である場合は除く。)。)
で示されるカチオン性アミノ酸型脂質を含む組成物を含有する、細胞へのタンパク質又は遺伝子導入用試薬である。J-Store >>国内特許コード P100001081

一本鎖DNAを切断及び/又は連結するための組成物

2010年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2008/000477 国際出願日 : 2008年3月7日
国際公開番号 : WO2008/108103 国際公開日 : 2008年9月12日
出願人 : 学校法人早稲田大学 発明者 : 胡桃坂 仁志 外2名

本発明は、一本鎖DNAの切断及び一本鎖DNAの結合を触媒するための組成物の提供を目的とする。本発明は、Evlタンパク質を含んでなる、一本鎖DNAの切断及び/又は、一本鎖DNAの5’末端と3’末端の結合を行うための組成物を提供する。さらに、本発明は、Evlタンパク質の他、さらにRad51Bタンパク質、及び/又はDNAトポイソメラーゼI型タンパク質を含んでなる、一本鎖DNAの切断及び/又は、一本鎖DNAの5’末端と3’末端の結合を行うための組成物を提供する。J-Store >> 国内特許コード P100001080

骨髄指向性薬物送達物質およびその用途

2010年10月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2008-514359 出願日 : 2006年6月5日
公表番号 : 特許公表2008-542360 公表日 : 2008年11月27日
出願人 : 学校法人早稲田大学 外1名 発明者 : 宗 慶太郎 外4名

本発明は、少なくとも1の微細な粒子を含む骨髄指向性薬剤送達物質であって、当該微細な粒子が当該粒子の表面においてアニオン性基を含む送達物質に関する。また、ここで明らかにされた当該物質の骨、軟骨、骨髄および関節の疾患の予防、治療または診断のための使用を開示する。また、対象における骨、軟骨、骨髄または関節の疾患を予防、治療または診断する方法であって、当該対象に薬学的に有効量の本発明の物質を投与することを含む方法を開示する。J-Store >> 国内特許コード P100001078




転写機構、RNAプロセシング、翻訳に関連したAshbyagossypii由来の新規遺伝子産物

2010年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-525027 出願日 : 2002年8月29日
公表番号 : 特許公表2005-506065 公表日 : 2005年3月3日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : カロス,マルヴィン 外3名
発明の名称 : 転写機構、RNAプロセシングおよび/または翻訳に関連したアッシビヤ・ゴシッピー(Ashbyagossypii)由来の新規遺伝子産物

本発明は、アッシビヤ・ゴシッピー(Ashbya gossypii)由来の新規ポリヌクレオチド、それにハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、該ポリヌクレオチドを含有する発現カセットおよびベクター、それらにより形質転換された微生物、該ポリヌクレオチドにコードされるポリペプチド、ならびに転写および/または翻訳の制御および/またはRNAプロセシングの制御をモジュレートするための、特にアッシビヤ(Ashbya)属の微生物におけるビタミンB2産生を改善するための、標的としての新規ポリペプチドおよびポリヌクレオチドの使用に関する。明細書pdf >> かんたん特許検索

治療剤発見のために、天然産物ライブラリーを作製、スクリーニング

2010年10月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-508373 出願日 : 2002年6月27日
公表番号 : 特許公表2005-504958 公表日 : 2005年2月17日
出願人 : ユニゲン・ファーマシューティカルス・インコーポレーテッド 発明者 : ジャ,キ 外1名
発明の名称 :治療剤発見のために、天然産物ライブラリーを作製、スクリーニングおよびデレプリケーションする方法 要約:

 本発明は、概して、新規の生物活性治療剤、栄養補助食品および化粧用剤を発見するためのPhytologixTMと呼ばれる技術基盤に関する。特に、本発明は、薬用植物の収集およびこれら植物に関する情報データベースの創設のための統合システムを含む。本発明はまた、改良された標準化された抽出および分画プロセスに関し、当該プロセスは、簡便さ、分離効率、ライブラリーの品質、プロセスの低コスト性、および、驚くべきスループットの面で、従来技術より顕著な利点を提供する。本発明は、ハイスループット生物学的試験データおよび国内の純粋な化合物ライブラリーと一緒にHPLC/PDA/MSのような技術を利用することによって、構造デレプリケーションプロセスの詳細を提供する。本発明は、従来技術法に比べてかなり効率的かつ正確であることが証明された。最後に、PhytologixTM基盤は、新規の栄養補助食品や化粧用製品としての天然のCOX-2およびチロシナーゼ阻害剤の発見および開発の全プロセスを決定することによる現実的かつ効率的なプロセスとして認証されている。明細書pdf >> かんたん特許検索