イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

見逃した見逃した見逃した

2009-06-05 20:26:21 | 夜ドラマ

一昨日、3日(水)に、帰宅すると家族から「夕方のNHKローカルニュースに、なんか色白の俳優さんが出ていて、それが『ハゲタカ』の鷲津の人だった」と目の玉ひん剥ける様な仰天の報告がありました。

複数の報告をつき合わせると、要するに劇場映画版『ハゲタカ』のプロモのために、過日、本物の大森南朋さんが当地を訪れ、NHKの地元放送局で森田美由紀アナウンサーがスタジオ単独インタヴューして、その模様が夕方のローカルニュース、本来なら○○町の××祭りとか、アスパラの出荷やミニトマトの収穫、過疎地廃校舎のオークションといった話題が続く時間帯にオンエアされていたということらしい。

ナンデ録画しといてくれなかったのーーーとか吼えてもムダで、高齢組はHDDの再生はできても、いまやってる番組をいま録画するやり方を覚えていないのでした。

いまやれ、はいっヨーイドンと言われたら、月河も結構怪しい。ほぼ100%、深夜ゆっくり留守録予約セットして翌日以降の夜再生するのがルーティンですからね(それでも先日のような時刻設定ミスをやらかす)。

鷲津を演じてないときの南朋さん、どんな感じだった?と訊くと、「とにかく色が白かった」。それから、鷲津役のイメージからするとほぼ一回り細かったそうで、ご本人も、映画撮入り前に鷲津役のために改めて3キロほど増量したと言っていたそうです。

あと「お洒落なシルバーの指輪はめてた」。月河はそれより、素の南朋さんがベテランの森田アナ相手にちゃんとしゃべれてたかどうかが心配だったのですが、結構、歯見せて笑ったりナチュラルにいい感じだったそうですよ。『ハゲタカ』で好きな台詞、心に残る台詞は?と訊かれて、TVドラマで柴田恭兵さん扮する芝野に言った「私はあなただ」(月河の記憶では「あなたは私なんだ」)を挙げ、今般の劇場版で玉山鉄二さん扮する劉一華から、同じ台詞を鷲津が投げかけられる場面があって、ますます思い出の台詞になったと答えていたそうです。

森田アナが「買い叩け!」は?と水を向けると、「アレは、編集で3回言ってることになってるんで…」と微妙に照れてたそうで、そこが一番見たかったですね。

インタヴューのお土産に、トレードマークのメガネをかけた鷲津顔の自画像のイラストを色紙に描いてくれたそうで、そっその色紙は視聴者プレゼントって言ってなかった?「言ってなかった」。インタヴューを終えた感想として森田アナが、「役柄の幅の広い大森さんに、今後演じてみたい役は?とお訊きしたところ、“中学の美術教師”と、大変具体的に答えてくれました」と言っていたそうです。

家族の報告によれば、イラストが、ご本人似というより劇中の鷲津にとてもよく似ていたそうなので、そういう才能もあるなら画家か漫画家か、芸大教授かなんかの役でもいいのにね。“中学の”“美術教師”と、小さめに言うところが南朋さんクオリティなのかな。

先月は、確か同じ趣旨で平日昼の『スタジオパークからこんにちは』にも出演されていたはずですが、どうも南朋さんに関しては録画運がないようで、放送終了してからご出演を知るという最悪のパターン。演技・芸風から“素はこんなタイプだろう”を推し量るのがむずかしい、非常に貴重な俳優さんだと思うので、少ないインタヴューの機会は見逃したくないんですけどね。俳優さんの素が覗けないというのは、むしろ昭和的で健全な、ご本人にも観客にも幸福な状態かもしれない。

劇場版はいずれDVDリリースされるでしょうし、GW連続再放送したTV版のDVDを観返すとしますか。

コメント
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