イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

そんなこんなで愛が芽生え

2007-06-06 15:41:56 | テレビ番組

 昨日は高齢家族に付き添って眼科受診。

 内科、耳鼻咽喉科、皮膚科とかなり手広く(?)お世話になっている総合病院ですが、地方自治体経営の医療機関の例にもれず人手も予算もスペースも、すべてがいっぱいいっぱいのアップアップ。しかも、さすがに全科わたり歩いて比較して見たわけじゃないけど、眼科がたぶん他科を、1馬身3/4ぐらい引き離していちばん混雑してるんじゃないかな。

 高齢患者の比率が高い(平日午前の外来はどこの科も概ねそうですが)上、眼科の診療は眼底検査のために散瞳剤を使用することもあり、視力に問題のない人でも帰途は付き添いや送迎がないと足元が不安で、どうしても月河&高齢家族のように2人以上一組で来院することが多く、混雑感はいや増しになります。

 待ち時間のあいだ耳に飛び込むほかの患者さんの話では、近隣の市町村からJRで通院している人が非常に多い。市内組と半々、ヘタしたら少し上回ってるかも。中には朝、市内に通勤する息子の車に同乗させてもらって、帰途も息子の退勤帰宅時病院まで迎えに寄ってもらうので、夕方まで院内で時間をつぶしている…なんて人もいる。

 同じ年代の患者を家族に持つ身として、ご本人も息子さんも大変だなぁと同情する反面「市民の税金でまかなわれている病院を、市に納税してない市外の人が利用するのか…」と一抹、複雑な気分にもなります。

 ただ、特に眼科について言えば、郊外や中小市町村の個人病院では、特に検査のための設備にかなりの差があり、どうしても大都市の大病院に来なければ満足な検査や診断が受けられない。大病院側も、診断がついて症状が安定したら、定期チェックや投薬などは患者の地元に帰すよう指導はしているのですが、そうこうするうちに循環器、消化器、泌尿器など他科の部位にも不調が出るのが高齢者のつね。

 結局、眼科も込みで他科数科まとめて大病院頼みという状況に。月河の高齢家族もこのパターンです。

 おのずと来院時の受診科目数は増え、そういう患者の数が増えれば、ひとりあたりの待ち時間、滞留時間も長くなる。

 i‐modeが普及してきた2000年~01年ぐらいでしょうか、「これから医師を目指すなら狙い目は眼科じゃないか」と冗談で話していたことがあります。

 昭和40年代初期、月河の幼稚園小学生坊主の頃は「TVばっかり見ていると目が悪くなるよ」「暗いところで本を読むと目が悪くなるよ」「野菜を食べないとトリ目になるよ」と、とにかく世の中目の悪くなる要素だらけという教育だったのですが、いつの頃からか“TVの見すぎ”なんて誰も咎めなくなった。さらに画面の小さい、キラキラチカチカ動きの速いゲームソフトが子供の娯楽の主流になり、i‐mode以降携帯メールもぐっと低年齢に下りてきました。

 成長期の小学生から携帯やパソコンの液晶画面で細かい文字やチャカチャカ画像を追い続けていたら、早晩目をわずらうに決まっています。昔なら60、70代まで生きてはじめて障りが出たようなことが、30代40代で起きてくる。

 月河は30代からずっと近視と乱視の眼鏡を常用していますが、眼鏡で十分矯正できるのにお洒落感覚で安直にコンタクトレンズに切り替える人が本当に増えた。月河も体験したことがありますが、アレ、着脱に伴う衛生管理が結構大変じゃないですか。「メガネだっさーい」なノリでコンタクト装着し始めたあの人コノ人、顔や仕事ぶり、日常生活を思い浮かべると、皆が皆、申し分なく清潔に安全に使えてるとはとても思えないんだな。コンタクト連用や誤用による眼炎、傷害も、たぶん増えてくる一方だと思う。

 志(こころざし)と能力があって医師を目指し、でも恵まれない仕事よりは儲けも欲しくなくはないよね、というバランスのとれた健康的な若者なら、内科や外科よりこれからは眼科に参入すべき時代じゃないかとシロウト考えで思ったのですが、それから約10年。依然として眼科医師は手不足らしく、待ち時間の長さはさっぱり改善しません。

 ま、アタマカズだけ増えても、医師の診療って、中身・質が大事ですしね。

 ……………さて、いま、眼鏡と言えば、何と言っても『美味(デリシャス)學院』の南郷先輩(中村優一さん)。

 南郷“先輩”ってファーストネームみたいになっているけど、コイツ2年の学年長を自称してるのにいつも狼馬(西島隆弘さん)たち1年生とたわむれて“デリシャス5”なんて結成しちゃうし、本当は2年に進級しそこなってるだけなんじゃないのか。それとも、2年生がヤツ以外ひとりも存在しないとか。

 なんか、学院の“生徒”というより、“住民”みたいなんだ。

 コイツの得意ワザは“何考えてもBL(ボーイズラブ)”。誰が誰とケンカしようが、誰が誰から何と叱られようが、そこに“愛”を見てしまう。

 本命は女子部の三条アゲハじゃなかったのか。こういう一面(?)があることを、アゲハに知られたらそうでなくても少ない可能性が、さらに脈ナシになっちゃうんじゃないのか。

 『麗わしき鬼』の“雄蕊(おしべ)”水上ばりに、両刀なのかな(疑)。

 4日放送の第10話、劇中劇『沖田劇場』での似てない(て言うか、ドコを目指してるのかわからない)モノマネ「拙者、虎堂です!」もよかったけど、ハグされてたマシュー役・三浦涼介さんがリアルに困ってたのが面白かった。

 それと、この劇中劇、“沖田(永山たかしさん)が語る虎堂(天野浩成さん)と秀吾(與真司郎さん)の因縁を、南郷とマシューが寸劇で演じる”という趣旨だったのですが、虎堂が秀吾の実家である料亭を辞める挨拶のくだりを演じるとき、南郷先輩、なんでヅラ取るんだ(爆)。アレは学院教官となったいま現在の虎堂に似せるためのヅラなんだから、教官になる前の職場を辞める演技で、はずす必要は全然ないのに。

 虎堂はヅラだと、南郷先輩が信じてるってことなのかな。て言うか、このドラマ、ヅラネタ多いよねー。多すぎだよーー。楽しいからいいけど。イタリアン土方(河合龍之介さん)もホントのとこどうだったんだっけ。

 スタッフのヅラ愛用者比率が高いのかな。あるいは…意外にキャストに(以下略)。

コメント
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