イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

雨月ものがたり

2007-06-24 21:17:53 | プロ野球

 GⅠ馬たちの華麗なる競演にしては、雨に祟られてしまった宝塚記念。耳はラジオで甲子園の阪神×日本ハム戦を聴きながらの観戦でしたが、時間帯によってはかなり雨足が強かったようです。

 芝はどうにか稍重までで踏み止まってくれたものの、アドマイヤムーンが来ちゃった。うーんやっぱりエンドスウィープの重適性がまさったか。

 月河はアドマイヤ軍団3頭出し中のいちばん人気薄を狙って、アドマイヤフジ軸で玉砕。一応終いまでしっかり伸びてはきたけど、前に割って入るか!?突き抜けるかっ!くゎぁぁぁ!!ってチカラ入るところまでは、一度もいかなかったな。ポップロックには先着してほしかった。いちばん大敗しなさげなメイショウサムソンをワイドにからめたので、3着なら少し回収できたのに。

 アドマイヤ“富士”が命名としては正しいのでしょうが、“藤”と読めば当地ではいま見頃です。チアズ“スミレ”の息子マイソールサウンドといい“花組”を追いかけていたら“月組”に来られちゃったという、今年の宝塚。

 直線の入口ではものすごい喚声が上がってましたね。天気には恵まれなかったけど、入場人員どれくらい行ったのかな。ローエングリン、アドマイヤメイン、アサクサキングスと前へ行った順にハケて行って、カワカミプリンセス、サムソン、ムーン、最内ウオッカ、続くシャドウゲイト、コスモバルク。全員、国内外のGⅠ持ち。すごいなぁ。やっぱり、観るレースでしたねコレ。買っちゃいかんかった。あとの祭り。

 ちょっとの間だったけど“紅2点”同士で決まるか?と思った瞬間もありました。

 ウオッカは、雨馬場どうこうより、テンション上がりすぎでしたね。有利と見られていた軽量51㌔も、結果、むしろ災いしたぐらいじゃないかな。前走比で4㌔軽い、と言うより、デビューしてこのかた、この軽さで競馬したことないわけですよ「あ、なんかワタシいつもにまして天才かも♪」ってルンルン行っちゃったんだね。

 馬券は抜きにして、今回いちばん注目していたのはカワカミプリンセス。武幸四郎騎手が今度こそ手の内に入れたかどうかを見たかったのですが、雨のせいもあり、また何とも言えないまま終わってしまいました。先頭に立つのが早過ぎたし、道中どこを切ってもイメージより1~2頭前めなんだな。

 前が飛ばして早々退がってくる今日の展開では仕方がない部分もありますが、コレ、牡馬の、それも相当強い馬の乗り方ですよね。結果、6着に踏ん張っているだけに、もうちょっと大事に脚を使ってもらいたかった気も。

 ダイワメジャーは距離より、馬体重マイナス16㌔が正直に出てしまいました。情報によるとお腹がPちゃんだったみたいです。ウオッカと並んで上がって行くとき、何かと接触してガツンと後ろに下がる不利もあり、すわ故障?とヒヤッとしたぐらいですが、立て直して追ってたようなのでひと安心。

 でも展開も含めて、今日はメジャーの日ではなかった感じ。負けたから言うわけじゃないけど、彼に限らず栗毛くんは、やはり晴れの日差しの下でこそな気がします。

 斯くして競馬も1年の折り返し。

 ラジオに集中してみれば日本ハム、昨日に続いて連勝。交流戦を通じて、万全ではない投手陣がよく持ちこたえてくれたなという印象です。セ・パ交流戦も、雨で流れていた横浜戦1戦を残すのみとなりました。

 これからは日一日と昼が短くなります。

コメント
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