なんか、二重三重にスベってスベり倒して、スベった元凶が何だったのか、いつの何が悪かったのか、ハレルヤチャンスして戻りたい気分かな。ナイナイ矢部浩之さん。
お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之(35)が20日、都内で会見を開き、15年交際した女性との破局を発表した。会見は、フジテレビのバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)の収録を兼ね、レギュラー共演者9人が同席。矢部は「プロポーズしたところ断られて、破局した」と説明。ただ、マスコミ各社には、収録ではなく「プライベートに関する会見」と案内していたため、取材陣は容赦なく質問攻め。通常なら制止される私生活の質問が、ほかの出演者にまで飛び火した。
そもそも“軌道修正”を余儀なくされた会見だった。前日19日、マスコミ各社には「プライベートに関しての発表」とだけ連絡。結婚を含めてさまざまな情報が乱れ飛んだ上、会見は番組の一部と判明して批判も出た。このため、会見は、事前に同番組の中嶋優一プロデューサーが「あいまいな情報が錯綜して申し訳ありませんでした。真摯(しんし)に対応させていただきますので温かく見守ってください」と異例の謝罪をしてから始まった。
「破局」が会見前に報道され尽くしたのも誤算だった。同局関係者によると当初は、矢部がプロポーズすることを知った共演者が、矢部には知らせずにサプライズの婚約会見を準備。おめでたい報告を期待したら、破局していたという“オチ”がつく企画だった。
ところがマスコミの報道が先行。会見では、矢部が「プロポーズしました…でも断られました」と説明すると、ほかのメンバーが同じタイミングで椅子からコケるという演出があったが、強引な感は否めなかった。会見場に準備された「婚約会見」用の金屏風(びょうぶ)も全く意味をなさなかった。
(スポーツニッポン6月21日付)
コレ、月河は番組も新聞も見てなくて、ネットでだけ読んだんですけど、一読、意味、事情、皆さんわかります?「わかりますか?」って通行人でも誰でも腕捕まえて訊きたいぐらいチンプンカンプンです。
…おめでたい報告を期待したら破局していたという“オチがつく”って、どっこもオチてねぇじゃねえかなぁ。どこがどうオチると思っていたのだろうか。マスコミ、レポーター陣も馴れ合って盛り上げてくれるとでも。お笑い、バラエティのプロたちにあるまじきスイートな見通しだこと。
極楽加藤の結婚発表のときみたいにしたかったんだろうし、面白いと思うか思わないかは別にして、バラエティの作り方として“それもアリ”だろうと思うけど、Pが「真摯に対応しますので温かく見守ってください」を言わなきゃならない時点で、企画としてすでに死んでるだろう。バラエティって、温かく見守られたら終わりだもの。
まぁそれはともかく、交際も交際したり、15年って。コレもう“破局”じゃなくて、“軽い離婚”じゃないのか。
矢部さんに、長年、芸能業界人ではない彼女がいて、結婚しそうでしない、できそうでできないでいることは、ナイナイの番組ほとんど見ない月河ですら風のたよりでなんとなく知っていました。
00年秋の改編期だったかな?ロンドンブーツと当時の『ぷらちな』での人気企画“NOT100”ならぬ“NOT99”(1~99までの数字を席順に言って消し込んでいき最後の99に当たった人が罰ゲーム)で対戦するSPで、私生活系のジャブ得意なクチ先男くんロンブー淳に「矢部さん最近土地買ったでしょ?」とつつかれ「イヤ?買うてないデ?」と見えっ見えにトボけていたのが、すでに約7年前。
芸能人じゃなくても、籍入っての15年だったら、かなりな慰謝料発生するケースじゃないですか。「遅いよ」だけで済ませてくれて、この彼女、心広いと思う。
ま、彼女の立場になって考えたら、破局発表バラエティ化をこんだけグダグダ寒くしちゃう手合いにかかっては、プロポーズOKしなくて正解だったかもしれません。
OKしてれば、当然、金屏風婚約発表会見のバラエティ化企画になっただろうし、たぶん今般と同じくらい、あるいはこれ以上に、グダグダ寒冷化したことでしょうから。
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さらに、「プライベートに関する会見」を強調したため、共演者まで“巻き添え”に。アイドル小倉優子(23)との交際報道に続き、21日発売の「女性セブン」でアイドル藤本美貴(22)への急接近が報じられた濱口優(35)には、取材陣が「二股交際ですか?」。
また、加藤浩次(38)には「(極楽とんぼの元相方の)山本圭一さんは今、どうしているのでしょうか」との質問が飛んだ。武田真治(34)は周囲につられたのか、プライベートについて聞かれていないにもかかわらず「昨年9月に彼女と別れました」と自ら切り出した。
(スポーツニッポン同日付)
…何度も言って悪いけど、月河『めちゃイケ!』見てないんですが、コレ、ってかこの人たち、もう末期症状なんじゃないですか。“撤退の時期を失した”という言葉が脳裏にちらつきます。ガダルカナル島かインパール作戦か。こういうのしか面白がらせどころ、笑かしどころないのか。いまさら山本って。調子合わせてくれよと招集された報道陣が、「はいはい」とばかり調子合わせてやってるのも寒すぎ。こういう会見、いや企画に、招ばれて来るカメラマンや記者も、こんなんしか仕事ないのか。
武田真治さん。一応、当地出身タレントなんですけど。彼女いたのか。サックスはどうしたんだ。『御法度』の頃は輝いていたがなあ。