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↑ 南側のグラウンド部分で新校舎の土台づくりが進められている。
↓ 新校舎の完成予想図。和風の意匠が付加されるようだ。新校舎は幹線道路のすぐそばになるので、騒音対策はどうとられるのか? それから敷地の北隣りの山形城三の丸の保全も気になる。
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山形市街西北部の歴史的シンボルとも言うべき市立七小の校舎の改築がいよいよスタートし、グラウンド部分での掘削工事が進められ、ここに新校舎が建てられるようだ。そうして現校舎は新校舎のオープン後に解体されることになる。
現校舎は日本が中国大陸での戦争の深みにはまり込もうとしていた時代の昭和7年に建造されたにしては財力を傾けた建物であり、まさに昭和レトロ建築を代表するとも言える。
外観もさることながら、2年ほど前に古い建物好きの仲間数名で見学させてもらった時、内部のすてきさに簡単の声をあげた女性も居たほどである。とりわけスロープ部分はそのまま公共ギャラリーとしても充分に使えるようにも感じられた。
ともかくも、大変残念ながらこの素晴しい校舎もあと一、二年で消え去る運命にある。
学区外の住民としての勝手な言い分になり恐縮であるが、せめて現校舎の写真を数多く残すとか、できればミニチュア版でも建造して新校舎の廊下に展示して現校舎の素晴しさを末永くこれからの児童生徒たちに伝えていくことも大切な教育ではないかと思う。
※ 七小関係の過去の記事
http://blog.goo.ne.jp/rekishi-huukei/e/2905963b63e6a2646ec43d57dd1efb7e
http://blog.goo.ne.jp/rekishi-huukei/e/47a6234425bd4dcb21916b21af4355ef