大阪府は今月の15日に、府内のタクシー業者の協力によって電気自動車(EV)タクシーの運行を開始しました。
早速、体験乗車をしてきましたのでご紹介します。
この情報については、橋下徹知事らが出席して開催された出発式の模様がテレビニュースで報じられ、その中で、3月9日までは乗車体験ができる“無料体験乗車”があることを知ったものです。
乗車が出来る場所は梅田やナンバなど9か所が指定されており、たまたま16日に肥後橋までいく用事があった私は、体験乗車すべくナンバまで行きました。
ナンバのスイスホテルの前で体験乗車から帰ってきたEVタクシーを発見し、思わずシャッターを押しました。
・ナンバのスイスホテルの前を走っていたEVタクシーです。
ナンバの無料体験乗車口では2台のEVタクシーが待機しており、待つことなく乗車することが出来ました。
乗車に先立って、今回の体験乗車を知った経緯などを簡単に聞かれました。降車時には乗車した感想などのアンケートがありました。
5㎞まで体験乗車が出来ると言うことだったので、ナンバから肥後橋まで乗車させてもらうことにしました。
・これが私が乗車したEVタクシーです。
電気自動車タクシーは発進や加速もスムーズであり、車内はとても静かで、聞こえてくるのはタイヤと道路の摩擦音だけでした。
係員や運転手さんからは親切に説明して頂き、肥後橋までの4~5㎞の乗車は快適そのものでした。
EVタクシーはいずれも銀色の日産「リーフ」で、車両側面には未来の大阪をイメージしたというビル街のイラストが描かれています。
・車内前列には運転手さん以外に体験乗車の世話をする係員の方(左側の赤い服の人)が乗車しました。
無料体験乗車は府民がEVに触れる機会を増やし普及につなげようと、大阪府がタクシー車両の購入費を補助し充電設備を整備するなど全面的に後押ししているもので、府内の32事業者によるEVタクシー50台のうち32台が協力しているそうです。
・肥後橋近くの三井住友銀行(奥の茶色の建物)本店の前で降車しました。
なお、体験乗車以外の通常のEVタクシー料金は各社とも従来の車両と同額の初乗り2キロ660円だそうで、キタとミナミに専用乗り場を設け、近距離に限って運行するようです。
・降車時に、係員から体験乗車の記念として「シズカデイイゾウ(静かでいいぞう)」という携帯電話のクリーナーを頂きました。