らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「雨水」と雛飾り

2011-02-19 | 季節

今日19日は二十四節気の一つ「雨水」です。

・「雨水」
 「雨水」とは、「厳しかった寒さも次第に緩み、暖かさに雪や氷が解け出して蒸発し、雪原から上昇する水蒸気が上空で冷やされて、春の雨となって降り出す頃」の意味で、忍び寄る春の気配に草木が蘇る頃と言われて
 います。
 その暦に合わすかのように一昨日から昨日にかて全国的に春の雨が降りました。更に、週間天気予報によれば明日から来週にかけて3月中旬頃の陽気になるようであり、一気に春めいてきそうです。

 春の雨で心配されるのが、新燃岳の周辺における火山灰の泥流や土石流の発生です。宮崎県の一部の地域では避難勧告に従って避難生活を余儀なくされている方もおられます。
 新燃岳では昨日も噴火がありましたが、周辺の家や田畑に被害のないことをお祈りします。
 また、日本海側の豪雪地帯では雨による表層雪崩の危険も指摘されています。冬山登山やスキーに行かれる方は十分注意していただきたいと思います。

・雛飾り
 さて、昔から「雨水」の日は初節句などでお雛様を飾るのに相応しい日とされています。
 それは、「雨水」の日は、雪に代わって雨が降る時期と言われて春を迎えたことを意味し、温かな季節への変わり目として縁起が良いとされ、この日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれると言い伝えられていること
 によるものです。
 なお、お雛様は子供を厄から守ってくれる守り神のような存在であるため、節句の前日に慌てて飾ることは「一夜飾り」と言って、縁起が悪いとされますのでご注意ください。