冬に咲くアヤメをご存知でしょうか?
今日は我が家に咲いている「カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)」をご紹介します。
我が家の「カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)」は根がよく張っていますが、手入れをしていないので花芽は3芽しかついていません。
そのうちの2芽が咲き、残りの1芽も蕾が膨らんでおり、間もなく咲きそうです。
草丈は初夏に咲くアヤメの半分以下の15㎝~20cmほどと短かく、冬の寒さの中でこじんまりと咲いている感じです。
このような事からでしょうか、この花は「三寸アヤメ」とか「チャボアヤメ」とも言われることがあるようです。
・これが「カンザキアヤメ」です。
「カンザキアヤメ」はアヤメ科アイリス属の多年草で、原産地は地中海沿岸のギリシャ、小アジア、スペイン地方と言われています。
アヤメの仲間は通常5~6月頃に咲きますが、1~3月頃に咲くのはこの「寒咲きアヤメ」だけのようです。
・「寒咲きアヤメ」の蕾です。
「カンザキアヤメ」と初夏に咲くアヤメとの違いは、葉が細く、草丈は短く、そして花が淡い紫色をしているところです。
・花弁の網目模様は初夏に咲くアヤメとよく似ています。
(参考)
これは初夏に咲くアヤメで、平成20年5月6日のブログに掲載したものです。
上の「寒咲きアヤメ」と比べると紫色が濃く、草丈も40~50cmと長くなっています。花弁はよく似ています。