大阪南部の熊取町では、2月に入って中旬までに5センチ以上の積雪が2度もある平年を下回る寒さが続いていましたが、下旬に入ると一転、日中の気温が15度を上回る異例の暖かさとなりました。
この気温の上昇と共に、昨年11月中旬に定植したソラマメはグングン生長して来ました。
今日は、私のソラマメ栽培をご紹介します。
これは昨年11月に定植したソラマメです。幅60㎝の畝に株間50cmで2条の千鳥植えで植え付けました。
現在、中心枝は20㎝ほどに、周囲の枝も10~15cmになり、横に大きく生長しています。
ソラマメ栽培は中心枝を間引き、周囲の太い枝を6~7本残します。こうすることで一つの莢に4~5個の実が入る大莢を作ることができます。
そこで先日、中心枝と細い枝を剪定しました。
・中心枝を間引き、周囲の太い枝を6~7本に剪定したところです。
中心枝と生長の弱い枝を剪定した後には、このように中心部に土をかけます。
これにより残った周りの枝が丈夫に育ちます。
・株の中心に土をかけたところです
上記の作業が終了した1畝です。
この後、花が咲く頃に施肥をして土寄せを行います。
「収穫までの作業」
・追肥
蕾が膨らんで開花し始めた頃に1㎡当たり30g程度の肥料を畝の肩に施し覆土します。同時に支柱を立て、土寄せを行い倒伏を防ぎます。
・摘心
側枝に莢が付き始めたら、それ以上伸びないように側枝の先を摘心します。
・収穫時期
開花後35日~40日を目安として、上を向いていた莢が横向きになった頃が収穫の目安です。 莢がよく膨らんで背筋が黒くなり、光沢が出てきた莢から収穫します。