らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

シコンノボタン(紫紺野牡丹)

2023-08-02 | 

昨年、主枝を短く切り詰めたシコンノボタン(紫紺野牡丹)が、今年、鮮やかな紫色の花を咲かせてくれました。
切り詰めた理由は、伸ばし放題にしていたため、枝がフェンスの網目から道路側に出て邪魔になり始めたためです。
今年の春に、切り詰めた茎から新梢が伸びて、7月下旬になって蕾が付き、開花したものです。
現在では草丈が2メートルを超える高さに伸びており、蕾もたくさんついています。



「シコンノボタン」
シコンノボタン(紫紺野牡丹)はノボタン科ティボウキナ属(シコンノボタン属)の常緑低木です。
原産地は南米ブラジル地方で、日本には19世紀頃に渡来しました。

「名前の由来」
「シコンノボタン」という名前は、花びらが紫色で、ボタン(牡丹)のように美しいことに由来しています。
「紫紺」とは、濃い紫色のことで花色からきています。
また、別名を「ブラジリアン・スパイダー・フラワー」と言い、これは雄しべの形が蜘蛛の足のように見えるところから名づけられました。

・シコンノボタン(紫紺野牡丹)の花です。


「花」
開花期は夏~晩秋で、花色は紫色、花径は7cm~10cmになります。
花びらは5枚で、中心にいくつもの雄しべが突き出ているのが特徴です。
1つ1つの花は1日で枯れてしまいますが、次々と花が咲き、長く開花が楽しめます。
しかし、毎日、花弁が道路に舞い落ちることから、当分の間、道路の清掃が続くことになります。