先日、知人から慈姑(くわい)の苗を頂きました。
発泡スチロールの箱でも栽培ができるとのことだったので挑戦することにしました。
慈姑の苗は小さな慈姑から新芽が15㎝~16㎝伸びたもので、全部で5本頂きました。
初めてのことなので、栽培方法をネットで調べると次のように書かれていました。
「慈姑(くわい)の栽培方法」
1.植え付けは通常3月末から遅くても5月のはじめまでが適当な時期であること。
2.肥料が直接塊茎に接触していると発芽しにくいため、有機肥料を容器の底に入れ、容器の1/5位迄の土でかき混ぜる。
3.追肥は必要ない。
ここまでは芽出し手順
4.次に土を容器の七分目位まで入れて塊茎の芽を上にして植えます。
5.土で3cm程覆い、深水にならないよう、土から1cm位水を入れます。
6.日当たりの良い場所に置き、水を絶やさないように注意すること。
今回は苗を頂いているので4~6までの作業で植え付けました。
・これがクワイの苗です。
慈姑(くわい)はオモダカ科の水生植物で、地下にできる塊茎(かいけい)という部分を食用にします。
大きな芽の出ることから「めでたい」とされ、お正月料理や祝い事に欠かせないものとなっています。
・この発泡スチロール箱に5本を植え付けました。
慈姑の呼び名の由来は諸説あります。
1.鍬芋(くわいも)説・・・・葉の形状が鍬に似る点から、鍬の刃の形をした植物のいも、「くわいも」が転化したという説。
2.河芋(かわいも)説・・・水中に生ずる植物が生産するいも、「かわいも」が転化したという説。
3.食われ蘭(い)説・・・・・烏芋(くろぐわい)は藺草(ゐぐさ)に似ているので"食える藺"という意味でクワイになったという説。
この中で「3」の説が有力のようです。
なお、漢字の"慈姑"は種球のまわりの地下茎の先端に芋のついた状態が、 慈悲深い姑が子供に乳をあげている姿に似ていることから来ていると言われているようです。