今日はトマトの防鳥網張りについてご紹介します。
今年のトマト栽培は、初めての畝に植え付けたことから、全般的には比較的順調に生育してきました。
しかし、土作りの時の石灰が少なかったのか、カルシウム不足から起こる尻腐れ病の茎が1本発生しています。
・左側の畝の中央付近の茎に尻腐れ病が発生しました。
各茎の1番生りのトマトはこのように果実の緑色が薄くなってきており、間もなく色づくまでになっています。
ところが一昨日、まだ青いこのトマトの1個が野鳥(多分カラス)の被害に遭っていることを見つけ、急遽、防鳥網を張りました。
・この2個のトマトの中央上部の茎に付いていたトマトが被害に遭いました。
昨年までは、このような青いトマトが鳥の被害に遭ったことはなく、色づき始めた頃にヒヨドリとアライグマからの被害を防ぐため防鳥網を張る予定にしていたところです。
無残にもこのように青く、そしてまだ酸っぱい実まで食べると云うことは野鳥の世界も食糧不足なのでしょうか?
・これが鳥に食べられたトマトです。
私のトマト栽培では防鳥網の他にも、数年前から「トマトの雨除けシート」を張っています。
「トマトの雨除けシート」は、雨による裂果防止と、梅雨時期の水分の抑制、更に、疫病、葉かび病などの予防目的で行っているもので、近畿地方の梅雨入り発表(8日)の後に急いで張ったものです。
支柱は高さ1.8mの市販のアーチ状のものを使用してます。
畝をまたぐように設置し、その上から幅1.5mのビニールシートをアーチに覆い、支柱の左右を洗濯バサミで止めたり、ビニールテープで抑えたりしていますが、この簡易な雨除けで、裂果防止の目的は十分果せます。