らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

エイプリルフールの由来

2010-04-01 | 雑学
日本のマスコミが今日4月1日に、もし、「鳩山首相が退陣しました」と、エイプリルフールの嘘のニュースを流したら、日本人は大変怒るでしょうね。
きょうは「エイプリルフールです」と言っても、まじめな日本人はニュースを信じ、非難がうずまき、許してくれないでしょう。
かつて、外国の通信社が配信した嘘の記事を、日本の新聞社が本当のニュースとして掲載したことがあったとも伝えられています。

しかし、外国では、4月1日には、新聞が嘘の内容の記事を掲載したり、TVニュースでジョーク・ニュースを報道したりといった事が広く行われているようです。
数年前に、フランスだったかイギリスだったか忘れましたが、南極のペンギンが空を飛んでアルゼンチンまで辿り着いたとのエイプリルフールのニュースが報道されていたのを記憶しています。
ペンギンは空を飛ぶことが出来ないので嘘とわかりますが、そのニュースの中では、雁のように見事に飛んでいる映像が流れていました。
おそらくCGで作った映像なのだと思いますが、非常に手が込んでいました。

そこで、今日は「エイプリルフール」の由来について調べました。

「由来」
エイプリルフールの由来には諸説あるようですが、正確な由来は未詳です。
・フランスの「グレゴリオ暦導入説」
 その昔、フランスでは3月25日を新年とし、4月1日まで祭りを開催していましたが、1564年に国王シャルル9世が1月1日を新年とするグレゴリオ暦を採用しました。
 これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎするようになり、これがエイプリルフールの風習になったとする説。
・「インド仏教説」
 インドでは春分から3月末まで修行を行いますが、、終わるとすぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んで、からかったと言う説。
・「古代ローマの祭り説」
 古代ローマでは、この日だけは主人が奴隷に仕え、道化師(FOOL)が聖職者になるといった逆さまのドンちゃん騒ぎが行われたとする説です。
・「ノアの箱舟説」
 ノアは洪水が収まってきた頃どこかに陸地はないかと鳩を飛ばしますが、鳩は水の無いところを見つけることが出来ず、無駄足を踏まされてノアの所に戻って
 きました。この日が4月1日だったとする説。
このうち、フランスの「グレゴリオ暦導入説」が最も有力と言われているようです。

日本では、大正時代に西洋からエイプリルフールの風習が入り、広まったと言われていますが、「パチンコの負けをごまかすために、この日にすりにあったと嘘をついた者がいた」為とする説もあるようです。

今日は、世界中で、新聞が嘘の内容の記事を掲載したり、TVニュースでジョークニュースを報道したりすることが広く行われるようです。
最近ではインターネットでも実用性の無い冗談が公開されたりもしています。但し、コンピューターウイルスについてのニュースがあれば確認してくださいね。
今日は嘘のニュースには十分注意してください。

また、今日は「携帯ストラップの日」でもあるようです。
「携帯ストラップの日」とは、1991年4月1日にNTTドコモが初めてストラップ用の穴つき携帯電話を発売した日で、この日を記念して制定されたものです。
これは「エイプリルフール」ではありません。念のため。