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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

建国記念の日(その1)

2008-02-10 | 雑学

日本の建国を考えるときには、神話の世界まで遡らなければなりません。
しかし、神話を書き始めると長くなりますので、極簡単に書きます。

最初に天地ができて、5柱の神が生まれました。
次に日本国がまだどろどろとして漂っていた時に7柱の神が生まれました。
この7柱の神の最後の2柱の神が「イザナキ(男神)」と「イザナミ(女神)」の神
です。

この「イザナキ」と「イザナミ」の神によって、日本国と八百万(やおよろず)の
神々が生まれてきます。

二人は天の浮橋に立って沼矛で漂っていたどろどろの国をかき回します。
矛の先から滴り落ちて積もった島が「オノゴロ島」です。ここに自分たちの
住まいを作って島作りを始めます。

最初にできた島は「淡路島」つぎに「四国」、「隠岐の島」、「対馬」、「佐渡」と
生み、そして大倭豊秋津島(本州)を生みました。
その後も小豆島など生み現在の日本を形成していきます。

島作りの次は風の神や山の神、木の神など自然の神々を生みます。
火神を生んだ「イザナミ」は病から亡くなります。この2柱が生んだ神々は
14の島と35の神々になります。

「イザナミ」に会いに行った「イザナキ」が黄泉の国から帰って、更に沢山の
神を生みます。
そして、左目を洗ったときに生まれたのが「天照大神(アマテラスオオミカミ)、
右目を洗ったときには「月読命(ツクヨミノミコト)」が生まれ、鼻を洗った時に
「建速須佐之男命(タケハヤスサノヲノミコト)」が生まれました。

神話ではこの後いろいろな物語があります。
例えば、天照大神の「天の岩屋戸」、神が地上に降り立つ「天孫降臨」、
スサノオの「ヤマタノオロチ退治」、スサノオの子孫の大国主命
(オオクニヌシノミコト)の「因幡の白兎」など沢山の神話が残っています。
                                                                    。「天孫降臨」では、アマテラスの命を受けニニギノミコトがサルタヒコの
道案内で高千穂の峰に降り立ちます。
そこでコノハナサクヤ姫と結婚し、できた子供にます。「ホヲリノミコト」(山幸彦)
がいます。

「ホヲリノミコト」は海の神である「ワタツミノカミ」の娘の「トヨタマビメ」と結婚
します。 
                       
「ホヲリノミコト」の死後、御子の「アマツヒコヒコナギサタケウカヤフキアエズノ
ミコト」は「タマヨリビメ」と結婚しその子供に一人に「ワカミケヌノミコト」が
いました。

この神が「神倭伊波礼昆古命(カムヤマトイワレビコノミコト)」であり、後に
初代天皇となる神武天皇です。

この方が即位するまでのことについては、所謂「神武東征」といって日本書紀や
古事記に詳しく記述されています。

この「神武東征」は、ニニギノミコトが高千穂の峰に降り立ってから179万2470余
年後といわれています。

「建国記念の日」については明日書きます。
お楽しみにお待ちください。
                                     (明日へ続く)