げげげっ、フォーデルが

 さてオルレアンに行く前にナビルに会いました。21時の待ち合わせというのは、やっぱりラマダン中だからですね。こっちの時間と合わせにくいですけど、こういうところはイスラム教の人に配慮しなければ。

 ナビルはリミッティのデルブッカ奏者で、いろいろ業界の現状を教わりました。

 いちばんげげげっと思ったのは、ミシェル・レヴィがフォーデルのプロデューサーに納まったという話でした。
 よく考えてみればこれほど自然な結びつきもないのです。サルコジ支持で多くのファンを失ったフォーデルはキャッチーなライらしいヒットが欲しいところですし、マミとの裁判泥仕合でダメージをうけたレヴィとしてはマミに代わる新しいタマがほしかったはずです。

 しかし、なんだか今となっては割れ鍋に綴じ蓋、という感じもしなくもないですね・・・ (^_^;)
 
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synchronicity

 話が前後しますが。

 サラン一家がパリ郊外に戻っているので、泊めてもらってます。

 彼女のところに転がり込んだ日にお友達のイザベル一家がちょっとだけやってきてお喋りして帰っていきました。

 イザベルは法曹関係詳しい人のようなので、エジプトの話を出してみました。

 エジプトは、非常に古くから西洋の法体系が、存在というか混在する国なんだそうです。だから法律の関係する場でも西洋語が長く併用されたというのです。
 フランス語ももちろん使われましたが、フランス語の前はイタリア語が使われていたとか。
 彼女の話にle tribunal mixteという言葉も出ました。そうそう、そういえばちょっとエジプトにおけるフランス語のこと調べたときにこの言葉が出てきて、どういうものかさっぱり分からなかったことも思い出しました。

 そして、ウーム・カルスームのパスポート見ていぶかしく思った次の日に、相当の専門家でないと知っていそうもない知識の持ち主がわたしの前に現れたことに、奇異な印象をもちました。

 こういうの、ユングだったら共時性(シンクロニシティ)とからめて話するかもしれないですね・・・
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puer aeternus

(前のエントリーの続きです)

・・・あのアルバムではLaughingがとくに印象に残ってます。
 歌詞がここにありますね。

 最後に陽光の中で笑ってる子供って、ユングに言わせたらまさに始原児puer aeternusの原型Archetypeなんでしょうね。
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