日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
台北市長
4月27日、関空から台北へ。
写真は都心にある中正記念堂です。
今回の学会は台湾フランス語教員協会会長のPei-Wha CHI LEEさんが仕切ったもので、アジア太平洋支部の大会としては実はこれが初めてなのです。教員の横のつながりというのが今回の大会でよりしっかり意識されて、緊密に機能するようになればいいと思ってます。終わった直後の今は、なかなかいい感触が得られたように感じてます。これホント。
紅樓劇場という由緒ある建物で開かれたオープニングセレモニーではペイワさん司会のもと、アジア太平洋支部長の三浦信孝さん、世界フランス語教授連合(FIPF)会長 Dario Pagel さん(日本の女性フランス語教員の間でかなりの人気。 (^_^) 国籍はポルトガルとうかがいましたがブラジルで教えておられます)、台北の Institut Francais の館長 Jean-Claude POIMBOEUFさんたちがフランス語でスピーチ。
ところで台湾側VIPとして出席したYing-Jeou MA台北市長のスピーチは立派なフランス語で、これは見事でしたね。この方の政策については恥ずかしながらよく存じ上げないのですが、こういう場でバシッと決められるというのは、たしかに見ていて頼もしく感じますね。市長に比べて教育相 Cheng-Sheng TU氏のスピーチのフランス語はご愛嬌という感じでしたが、一生懸命話す努力をみせている姿勢に好感を持たないわけにはいきませんでした。
東京都知事もフランス語をけなすなら、フランス語で話しながらけなしたのだったらかなり格好良くて説得力も出たかもしれないんですけどね。 (^_^;) そういうのは日本では望むべくもないかな・・・ (^_^;)
○政治の世界では暢気なことを言っていてはいけません。馬英九さんもめちゃくちゃぶりでは石原都知事に負けているわけではないですね。ただその現れの方向が違うわけですね。
ともかく MA市長もTU大臣もけっして急場の丸暗記ではなく、フランス語を勉強したことがある人のしゃべり方だったのは正当に評価したいと思います。06.05.05.
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