2月15日のガイドは大雪で中止。 翌日から発熱、 インフルエンザに罹り別所の雪景色を撮れなかった。 みじかい冬眠を経て久々に訪ねる別所沼は のんびりと穏やかなようす、 眠そうな詩人の顔を浮かべていた。
立原は長い脚をそろへて、きちんと腰をおろしてやはり眼をつむつてゐた。 …そよ風が頬を撫で、昏々と彼はからだぐるみ、そよかぜに委せてゐるふうであつた… (「わが愛する詩人の伝記」 室生犀星)
淡々しい光につつまれて まどろむ詩人
沼につづく道に 紅梅が咲く
カメラを用意すると 背後から 「いい花ですねえ」
紳士が 笑顔を向けた
見知らぬ同士 心をつなぐ紅い雲がかがやいている。
「こんなのが… 捕れるんだ」
釣り人が うれしそうに見せてくれるヘラブナ
測ったら 40センチもあるって
かいぼりはまだ始まらないようだった。
別所沼に春がきましたね。身も心も軽々とご活躍ください。
私は、少し気長になって、年寄りらしくなってきました。ゆっくり焦らず、いくらかでももとに戻るのを待っています。
やっと活字を読めるようになっって、気が付くと時間が経ちすぎていて、慌てて目を休ませています。
病院通いで日が過ぎてゆきますが、こうした暮らしにも慣れてきました。
眼のありがたさを痛感しますね。
あせらず気長に… 良くなったお眼で、 ますます人生をお楽しみください。 ありがとうございます。