別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

夏のメモ

2010-08-03 | 自然や花など

暮れ方の曲


  落日が 公園の木々を染めている     
   こころ奪われて 立ちつくした

  暮れ方の曲がはじまる…

     ライトを浴びる奏者は  何の木?
    
     

         -☆-

 

         


   ひそやかに栗育ちをる酷暑かな    阿部みどり女

  五月に黄緑の花が 「こより」のようだった栗の木
  今は実がなって若い毬を太らせている。 

 

       トクサ  


 みた目も涼しげで 竹のような節のある トクサ。 
 鑑賞用に植えられているのを見かけるけれど、 秋には、 この茎を刈り塩湯で煮て干し、 木材・角・骨など砥ぐのに用いた とあった。 細工用に職人さんが使ったのですね。

 漢字で書くと 「砥草」 「木賊」。 砥ぐ草、 ざらざらとした茎はヤスリ代わり、 鉛筆の芯など削って遊んだものだった。 昔は、 歯も磨いたらしい。

        

   

コメント (2)
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