落日が 公園の木々を染めている
こころ奪われて 立ちつくした
暮れ方の曲がはじまる…
ライトを浴びる奏者は 何の木?
-☆-
ひそやかに栗育ちをる酷暑かな 阿部みどり女
五月に黄緑の花が 「こより」のようだった栗の木
今は実がなって若い毬を太らせている。
みた目も涼しげで 竹のような節のある トクサ。
鑑賞用に植えられているのを見かけるけれど、 秋には、 この茎を刈り塩湯で煮て干し、 木材・角・骨など砥ぐのに用いた とあった。 細工用に職人さんが使ったのですね。
漢字で書くと 「砥草」 「木賊」。 砥ぐ草、 ざらざらとした茎はヤスリ代わり、 鉛筆の芯など削って遊んだものだった。 昔は、 歯も磨いたらしい。
まさに物語が生まれる風景です。
椿谷に差し込む谷が燃えるような夕陽をもう一度見たいと待っていますがなかなか遭遇できません。
暑さにうなだれて、ぼんやりしている頭を爽やかな風が吹きすぎてゆきました。
木賊も、栗も切り取りが爽やかで清々しい。毎日見ているのに、何か違ったものにみえます。
扉が6個の冷蔵庫がやってきて、一番小さな扉が頻繁に引き出されています。
コンクリートジャングルに生息する蛙は、森に囲まれた雀さんが心底うらやましい。
ふくら雀さんのお宅は 6ドアの省エネタイプ、快適になりましたね。アイスルームが独立しているのも良いことです。 壊れないので使っていますが4ドアの15年物、高熱を持っていまどき部屋を暖めてくれます。人員も減ったのですからもっと小さいのに… 考えてみます。