別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

雲の祭日

2010-06-05 | 別所沼だより

      羊の雲の過ぎるとき
    蒸気の雲が飛ぶ毎に
    空よ おまへの散らすのは
    白いしイろい絮(ワタ)の列

    帆の雲とオルガンの雲 椅子の雲
    きえぎえに浮いてゐるのは刷毛の雲
    空の雲……雲の空よ 青空よ
    ひねもすしイろい波の群

      … 後略        (立原道造    雲の祭日)

           
              -☆-

  大気は不安定、 陽ざしの割に冷たい風。 いくつもの雲が通りすぎた。                 
  園内くまなく歩いたと思ったが  きょうもあらたな花にあう

   木陰に 色濃いホタルブクロ


        
  下野国 (栃木県)で最初に発見されたので  シモツケ 
  前からここに あったろうか…  

     

   小花がかたまって 大きな花
    長い蕊は髭のよう
   それで 離れてみると霞んで見える  

    沼のまわりに 長い雄蕊の 美女柳(未央柳)も咲き出した
 

  

  ハーブの 「ラムズイヤー」 

 葉や茎が綿毛に包まれて
  子羊の耳のよう  

  うす紅色の ちいさな花 

 

   

 

 

 

  
  



   ヒイラギの実は 食べられるの? きれいなブルー インクの色
    ベリーにも似て 美味しそう
   ヤマモモの実もなっている

  
   

  

コメント (2)
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