別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

黙って

2010-06-07 | こころ模様

 

   鬱蒼としげつた森林の樹木のかげで 
   ひとつの思想を歩ませながら
   仏は蒼明の自然を感じた
   どんな瞑想をもいきいきとさせ
   どんな涅槃にも溶け入るやうな
   そんな美しい月夜をみた。

   「思想は一つの意匠であるか」
   仏は月影を踏み行きながら
   かれのやさしい心にたづねた。

      萩原朔太郎     「思想は一つの意匠であるか」
 

           -☆-

     
  蒼明な自然、 しめやかな月夜そのもののように美しい… と

  きっと…   緑がなぐさめてくれる

        

             

コメント (2)
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