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ドアの向こう

日々のメモ書き 

日本の色

2010-03-21 | 自然や花など

   一説に 赤は黒の反対語で、 語源は「明(アカ) し」とされ、 明るい、明らかな視覚的印象をあらわす言葉だった。 やがて オレンジ 茶色 黄など 暖色系の総称となり、 緋色や紅色などの総称となって 今の赤のカテゴリーが形成された  と。
(日本の色  福田邦夫)                    

 赤には 情熱を感じるが 「真っ赤な嘘」 もあることだ。 
 椿を見ていて 赤は赤でもこの赤は「和の赤」、 本心はアカさないが
  落ちついた美人に騙されてもいい。


  毎年たのしみにしている友だちに届けよう 
   枝ぶりは少々わるくても 赤恥はかかないですむよ…
    しおらしく うなだれる花に声をかけた

   いつか絵のなかの奥深い赤をおもって 厳粛なきもちになった。 
    画家は言った
     「色ではなく 寸法 ・ 分量 ―― 」   マーク・ロスコ


  まったく次元の違うことだけど
    
緑に囲まれた ほどよい分量の赤がだいじ 
   自然は そのことを慎重に図っている

    きれいだからと言って 赤ばかりではつまらなくなる
    飾りかたのポイントをみつけた

 

 

コメント (2)
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