別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

含笑花

2007-05-03 | 自然や花など


  去年はかなわなかった盆栽まつり行き  今年は珍しい花を見た。

  招霊 オガタマという。 オキタマが転化したことが種名の由来。
 この木の枝を神前に供え神霊をおき奉るからと言われる。 クリーム色のバナナを思わせるような甘い香りと、 花弁の縁も印象的。 なかに紅紫の彩りがある。
  朴や、泰山木の花にも 少し似ている。 

  なるほど 木蓮科だ。 風が吹くたび芳ばしい香りが漂う。
  原産地、中国では 含笑花 ですって。  どことなくうれしい。 こちらも笑顔で 初めて会った。   穏やかな時間もうれしい…   小賀玉の木ともいう。

  春の季語で 「黄心樹」 をオガタマと読ませるが 『牧野日本植物図鑑』よりこの字をあてるのは誤用とあった。    
     
     鮮明な写真は 季節の花300さんで

             

  2005年は こちら から   
  シラー ペルビアナを見ていたのね。 すっかり忘れている。
   明日は クローデル展へ

コメント (2)
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