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ドアの向こう

日々のメモ書き 

ダンスパフォーマンス

2014-11-09 | 別所沼だより

埼玉県舞踊協会 コレオグラファーの目 vol.13 「旅する小さな家」 

  コレオグラファーとは振付師のこと

 

 「旅する人」

 気もちをのせて 難しいポーズ

 

雨上がりの肌寒いなか 素足で熱演。

  国内外で活躍する振付家によるアートの広がり  

「地喜(じき)」

 小さな家から 取り出される大いなるもの

 ふたりの間を 行ったり来たり

 想像をたくましく 動きを追った

 


 

 

 「レイヤー」

 

 


 

「二つの場所で起こること」

 物語りを 想像して

 

 写真に撮ると 彫刻のよう 

  表現の多様さ  美しいポーズ
   沼風がそれらを包み 曲にのせて遥かへと運ぶ

  

 

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水面(みなも)の風景

2014-11-09 | 別所沼だより

 磨かれてなめらかな作品は  ヒアシンスハウスに現れた水面です 
 

 沼の波紋が そっくりそのまま ここにあるようにおもえます。

 

  硬質なガラス  やわらかい曲線
  水面は あたりを映して しなやかに揺らぐ波 
   溝の深いところなど、 削るときにも傷がつくのでご苦労されたと伺いました。
   

 波紋は生きていて 瞬時にすがたを変えるもの

 かすかな風に揺らぎ 

 日を浴びてかがやく

 

 美術インスタレーション  「水面の風景」  アーティスト:平田五郎

  

 

 

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異界へ

2014-11-09 | 別所沼だより

旅する小さな家がやってきた。   設計 : 水谷隼人+山本恭代   協力:山崎千恵

 外観は立方体  躙り口から頭を下げて中に入る。
 

 

出入り口は外から閉められ、ほの暗い部屋で独りになった。  逆光に夥しい桟がみえる。 

 鎧戸の内は、 紡錘形に天井をつけた不思議な空間。

小幅な横板が円形に組まれ、 階段状にせり上がり天井に至る。

 

 まるで劇場のようだ。 桟の間に光がみえて、 徐々に目が慣れてくる。

光と翳のリズムを奏で

 小さいけれど狭くはない。 襞のようなすきまから外がみえる。
 風を感じ、 沼や木立と一体になる。

 目を閉じれば 梢の音や話し声がきこえ、  とうとう

  繭から生まれる蝶になって、 ゆっくりと表に出てみたけれど… 誰も気づかなかった。

  ・こちら↓ に伺っていれば もっと深く鑑賞できたのだろう。 

欠席したのがとても残念です。

旅する小さな家 完成シンポジウムが10時から12時 別所沼会館大会議室
  司会:種田 元晴(工学博士・一級建築士)
     「旅する小さな家」の審査員3名による講演と鼎談
       長谷川 豪(建築家)、平田 五郎(美術家)、北原 立木(小説家)

 

※ 盛りだくさんの ヒアシンスハウス夢まつりでした。 2.3日予定があって、つづきはゆっくりUPします。

 

 

 

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旅する小さな家

2014-10-26 | 別所沼だより

 めずらしく、 午後の半日ガイド。 昼近い公園は陽がつよく蒸している。 間をおくことで、 沼のうつろいを確かめたいと思ったが、 メタセコイアがほんのすこし色づいたくらいでほとんど夏の装いをしている。

  

 秋はのんびり、休み休み来るようだ。  午前のガイドさんが揚げた旗、 窓の開け方、 カーテンの寄せ… 自分とはちがう一つ一つが新鮮に映った。 夢まつりの用意に、 ふたりで絵葉書を5枚セットにして透明袋に詰めた。 

 

 

 来室名簿を見ると、近隣はもとより 沖縄、福井、兵庫からもいらしていて、とてもうれしくなった。

 いよいよ 11月9日日(日)は 第10回 ヒアシンスハウス夢まつりです。

 6月に募集されたアート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」の最優秀作品のお披露目があります。
 ヒアシンスハウス前庭に「建築・美術・文学・ダンスが複合した不思議なアート空間」が出現。

 とても楽しみにしています。

  

 

拡大してご覧ください    表       裏 

 

 

   何の木か一本だけが紅葉、 逆光に照らされて輝いていた。 

 午後はときおり曇って、 涼しい沼風を運んでいる。 
「知っていれば デザインコンペに応募したかった」と残念がる若い建築家と友人など 来室がつづいた。 

 

  午前 12名 ・ 午後 9名 他小学生など6名 
 あわせて27人のみなさま  ガイドにも愉しい時間をありがとうございました。

 

 

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お知らせ

2014-10-01 | 別所沼だより

  真夏のような暑さがつづいたかと思えば 今日から10月、
 急に涼風が吹いて しみじみ秋を感じます。 
  ヒアシンスハウス夢まつりのご案内をいたします。

 第10 回 ヒアシンスハウス夢まつり in 別所沼 ・ 2014 記念の会
    
2014年11月9日(日) 
  於:さいたま市 別所沼公園 (ヒアシンスハウス前庭・別所沼会館) 参加費:無料

 ■ アート日和 「旅する小さな家がやってきた!」 [9:00~13:45]
  平成26年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業
  「あなたと どこでもアート/小さな家プロジェクト」 
  主催:あなたと どこでも アート実行委員会/SMF、 協力:ヒアシンスハウスの会

  ・旅する小さな家 お披露目(9:00~)  ※ その後、同日16:00まで見学可能
   (ヒアシンスハウス前庭 ※雨天決行)
  ・旅する小さな家 ~二つの場所で起こること~ (設計:水谷隼人+山本恭代)
  ・美術インスタレーション展示(アーティスト:平田五郎)

  ・旅する小さな家 完成シンポジウム(10:00~12:00) 会場:別所沼会館大会議室
  司会:種田 元晴(工学博士・一級建築士)
     「旅する小さな家」の審査員3名による講演と鼎談
       長谷川 豪(建築家)、平田 五郎(美術家)、北原 立木(小説家)

  ・創作ダンス公演(13:00~13:45)
   (会場:ヒアシンスハウス前庭 ※雨天決行)
   コレオグラファーの目 vol.13 「旅する小さな家がやってきた」
  出演:愛智 伸江、江積 志織、川 真理子、桜井 陽
  協力:埼玉県舞踊協会「コレオグラファーの目」 実行委員会

■ 第10回 ヒアシンスハウス夢まつり in 別所沼・2014 記念の会 [14:00~15:40]
   会場 別所沼会館大会議室    主催 ヒアシンスハウスの会
       司会 津村 泰範(ヒアシンスハウスの会)

 ・10周年スペシャルトーク  ~ヒアシンスハウスに関連して~ (14:10~15:00)
   藤森 照信 (建築史家・建築家。工学博士。工学院大学特任教授・東京大学名誉教授。)

 ・合唱(15:10~15:40)
    合唱: La Mer  指揮: 大竹 教子
    曲目:「南島歌遊び」より「嗚咽」「戯れ」、「夢みたものは」、他

■ 懇親交流会 [16:00頃~] (会場:別所沼会館大会議室)

     拡大

   


 6月に募集された「旅する小さな家」。 アイデアの応募は全国から201点、その中から選ばれた最優秀作品がハウス前庭に実際に建てられ見ることができます。 ただし見学できるのは
11月9日(日)   当日16:00まで。 

 午後は スペシャルトークを聴いて  盛りだくさんの愉しみな一日になりそうです。 

 

 

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家守

2014-09-13 | 別所沼だより

  爽やかに晴れて雲のかけらもいい感じ…  気分よくドアをあけると木の香もすがすがしく、 ゆっくり硝子戸に手をかけるその時、 指に力をこめて張りつく彼と目が合った。 動かぬ瞳に緊張が走る、 こちらだって心臓がバクバクしている。 

 壁にいま夜の魔ひそめるやもりかな   万太郎 

守宮(ヤモリ)とも書く、 害はなけれど爬虫類は苦手、 できれば遭いたくないものだ。 

 詩人を訪ねてつぎつぎに飛び込むお客さん、 蚊だってきたんだ、 いつもはいないのに…

 弁天島のヒガンバナに 蕾がいっぱい
  もう咲くよ 今開くよ… と言っている  
 

 遊歩道の曼珠沙華

 メランポジウムが大きく育って 黄色いマッス

  ハウスの後ろは 茸の山

 

 北に回れば 玉すだれの花。 沼風が心地よく どことなく秋

    ――― 秋が かうして かへつて来た
    さうして 秋がまた たたずむ と
    ゆるしを乞ふ人のやうに……

         立原道造     Ⅱやがて秋…… より抜粋  

 

 

 ・岩手から女性 自宅は夭逝の洋画家 中村 彝のアトリエを模した。 今度は小さな家に建て替えたい。 記念館は何度も訪ねた。 「ヒアシンスハウスを建ててくださってありがとうございます」 とお礼を言われた。 こちらこそ 遠くからありがとうございます。
 訪問者名簿の「会員有無」の欄に目をとめ 会員って何? 
 説明を受けさっそく ヒアシンスハウスの会会員になってくださった。 会費は ヒアシンスハウスの維持管理に使われます。 雨どいや外壁の補修などいろいろ。10年経つと 特殊な鍵も壊れて…   ほんとうにありがたいことでした。

 ・近くに住む男性  昭和30年ころ、 酸素不足で草魚が大量に死んで、 水面を覆ったのを覚えている。 現在は噴水が一基作動し、 きょうは重機が入って、生コンで巨大な升を作っている。 沼水の循環を改善するために、沼と排水管をつなぐそうだ。 これで沼の水位が一定になる。

・何か知らなかった。 来てよかった。  親子連れなど  来訪9名
  ありがとうございました。

ヤモリに見まもられて、 お客様を待った。 秋の序奏を聴くなかで・・

 

 

 

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模型

2014-08-24 | 別所沼だより

 月に一度のガイド。 少しばかり進んだ季節のうつろいを感じて楽しい。 窓を開けると蝉の大合唱に見舞われた。 法師ゼミ、アブラゼミ、クマゼミ… 蜩のテノールは何年も聞かない。 蒸暑さに参っていると、 申し訳なさそうに吹く風が、秋をうかがわせた。
学生や建築家など。来室17名 みなさん長時間滞在され スケッチしたり計測したり熱心である。 ガイドも熱くなった。

 そろそろ閉めようとする頃、 ご夫妻がいらして夫人は真っ白な小箱を掌に載せて見せてくれた。 蓋を開けるとなかには何と! 瀟洒なヒアシンスハウス100分の1の模型。 白亜の愛らしいハウス、 窓辺にヒアシンスの花が飾られていて、 そこだけが着色されていた。 ご主人がゆうべ作ってプレゼントされたとか。ほんとうにだいじそうに宝石のように持っていらしたのもほほえましい。 白い扇子やドレスが眩しかった。

 スケッチしていた美大生も自作の模型を携帯画像で見せている。 立原のスケッチを読み解き苦心して作られた模型です。 語り合い共感しているようだ。 詩人の思いは皆さまを深くつないでいる。 

 ほとんどの方が、これから県立近代美術館の企画展 「戦後日本住宅伝説 ー挑発する家・内省する家」を見に行くという。 31日まで。 近道をお教えしたが蛙は方向音痴ゆえ、無事にたどり着いたかどうか気にしている。
 花粉だらけのミツバチは 逝く夏を惜しみ

   

  
 厳しい残暑も みなさまの熱意には負けていた。 
「やっと来ました…」  ほんとうにありがとうございます。 

 

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夏草の匂い

2014-07-19 | 別所沼だより

 夜ごと雷が来て大地は潤っている。 夏草を踏むと甘い匂いが立ちのぼった。 高温多湿、 草いきれ…  わが夏休みもよみがえる。
  八雲神社の祭礼で、 路地に人だかりができている。 神輿のてっぺんがきらきら光った。

 ハウス前は緑に覆われていた。  若草のうえにパステルカラーのいろどりは

 ぺんぺん草の枯れ姿  ピンクベージュのシックな装い。
 

松は鍵のようなシルエットを浮かべ、 とおくにアオサギの姿がある。 
カワセミはもういないらしい。 けさは21度 きもちのよい微風が沼面をそよがせている。
  ことし初めて蝉の声を聞いた。

  通りおくれた雲が 梢の
  空たかく ながされていく
  青い青いあそこには 風が
  さやさや すぎるのだらう

  草の葉には 草の葉のかげ
  うごかないそれの ふかみには
  てんたうむしが ねむつてゐる  …

    立原道造  「ひとり林に…… 」  (抜粋

  

  午後、 だんだん空が怪しくなる。 暗くなった部屋に灯りを点けて 写真を撮っている若者に喜ばれた。 絵の友だちも来て 懐かしい電灯のもと笑顔がそろう。

予報通りポツポツはじまる、 旗は濡れないように早めに仕舞った。 

   来訪5名 (うち 常連さん2名) 


 第10回  ヒアシンスハウス夢まつりin別所沼 
2014年記念の会  平成26年11月9日(日)
1 旅する小さな家 展示
2 講演 藤森照信先生
3 合唱など 
 
  詳しくは 9月にプログラムができます。

 

 

 

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歌の器(うつわ)

2014-07-13 | 別所沼だより

 

  絃(イト)は張られているが  もう
  誰もがそれから調べを引き出さない
  指を触れると  老いたかなしみが
  しづかに帰つて来た……小さな歌の器(ウツワ)

  或る日  甘い歌がやどつたその思ひ出に
  人はときをりこれを手にとりあげる
  弓が誘ふかろい響 ―― それは奏でた
  (おお  ながいとほいながれるとき)

  ――昔むかし、野ばらが咲いてゐた 
  野鳩が啼いていた……あの頃……
  さうしてその歌が人の心にやすむと

  時あつて  やさしい調べが眼をさます
  指を組みあはす  古びた唄のなかに
  ――水車よ  小川よ  おまへは美しかつた

     立原道造 「優しき歌 Ⅰ」  Ⅴ民謡 ―エリザのために

 


 

 まったく  何気なくつけたラジオは 日曜の きらクラ! (NHK FM)の放送中。 そのいくつかあるコーナーの 『BGM選手権』だった。 きょうのお題は   立原道造 「V民謡 エリザのために」。 
 
 この詩に BGMとしてぴったりのクラシック音楽をえらんでください というもの。 視聴者が選んだ3曲が放送され、 どれも彼のせかいに寄り添い、 詩の内容を増幅していると感じた。 なかでも ラヴェルの曲がもっともBGMにふさわしいとされたが、 詳しい曲名を聞きのがした。 気象の関係かノイズが入り、 聞き取れなかったのだ。 残念でたまらない。
 
 「これであなたも音響効果マンになれる・・・かも 」  とあった。

 

 

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台風一過

2014-07-11 | 別所沼だより

 講演会の帰り  空が真っ赤に焼けている。  
最寄駅のひとつ前で降りると大きな水たまりができ、 ビルが傾き加減に映っていた。

 台風が過ぎて 熱い暑い一日だった。 夕立でかなり降ったらしいが、 一層蒸し暑くなった。
   最高気温35.6度と気象庁の値はいつも低め、百葉箱は風通し良く、いたわりの環境。
 うちの二階なら40度近い。
   

 

 

 

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かがやく緑

2014-06-15 | 別所沼だより

  サッカーが気になりラジオを持ってきた。 11時ちかくまでどなたもみえない。
 木々を映す沼は黄味を混ぜたサップグリーンで。 パラソルのもとに太公望が集う、 鮮やかなランニングウェアが歩いてる。 陽は暑くハウスの影を強いトーンで決めた。 八つ手の真っ黒な手が伸びて、 紫陽花のミズイロが涼しげだ。  花壇にメランポジウムの黄色。 広場はヤマモモの暗赤色、 ヒヨやムクドリの大群が朝から騒がしい。 鴉は暑さに参ったの、 頼りなく一声きり。

  物音をよそに、 ハウスだけが静かだ。 

 沼風はひんやりと、 見上げれば大きな白クジラが渡ってゆく。

来訪 11名


 ・ 建築が好き。 ハウスは前から見たかった。 中村好文さんの本で知っている。 
ベッドに寝転ぶと詩人の気持になれますよ。
(いかがですか、 構想では朝起きるとその小さな窓から沼を見るのですよ。 低い目線でみれば沼に溶け込む感じ、 きっと沼の一部ですよねと ガイド)
 季節を変えてまたいらしてくださいね。

・ 夫妻は午前と午後と2回いらした。 細部までかみしめるように眺め写真に撮り、絵葉書や至文堂の「立原道造」を購入された。 記念館を惜しみ残念がる。 
 作品や遺品などの展示は 「無言館」へと ご案内。 

・小学生3人 は知らなかった…  可愛い家。
そのうち 「せえの」で 「ヒアシンスハウス!!」となんども唱和。 覚えてくれてありがとう。 
 友達にも教えてあげて。 

・デザインの学生は2度目。 前回は雨で写せなかった。

・ここは お店屋さん?  それぞれに幼児を連れて パパ二人。 今日は父の日です。
 保育園の仲好しさん。     

 


 みどりが陽を浴びて輝いている、 そんな美しい時にガイドする幸せ。

   また風が吹いてゐる また雲がながれてゐ
  明るいい暑い空に 何のかはりもなかつたやうに
  小鳥のうたがひびいてゐる 花のいろがにほつてゐる
      
      立原道造    SONATINE No.2  「虹とひとと」 より 

 

   

 

  みずすまし (アメンボ)は  脚が長いね
  ひらがなの 「く」の字を屈伸させて進んでいる

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一挙大公開

2014-05-31 | 別所沼だより

  異常な暑さに 外出をあきらめたあなたへ 
涼しい沼の写真をお届けします。 どうぞごゆっくりとお楽しみください。 
 できましたら大きな画像にて


別所のアルバム


春嵐
 


沼の秋
  

 
別所の雪
  


  



別所沼のヒアシンスハウス 


晩秋の別所沼
 


落葉日
  

 

 モデルがいいんですね。 別所沼は、 どう撮ってもすてきに写ります。 
お好きな一枚はありましたか。 

 

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やがて

2014-05-24 | 別所沼だより

 別所沼へつづく道に タチアオイが咲きはじめた。花は、
まるで薄様を絞ったような細かな しぼ(皺)に、淡い色をかけている。 
 

 先日の雨で水量が増した。 やはり水辺は気持ちがいい。 水面に若い緑が揺らいでいる。 耳をすませば蛙の声が聞こえ、 地には、ヤゴからやがて蜻蛉へ…
羽化したばかりの蜻蛉が翅を乾かしている。 

快晴のガイド日和。 JR主催の「駅からハイキング  浦和のまち ぶらりあるき」があり、9キロの道のり。 暑い中を多くの方が来室された。
・女性は コースにヒアシンス ハウスが載っていて、久しぶりに手もとの詩集などを読み返した。楽しみだった。

・男性 市役所で「ウナギまつり」が行われ賑わっていた。 ウナギ弁当は手に入らず、沼のほとりのあの店で食べて帰ろう。 住まいは近くてもハウスの中に入るのは初めてで、ハイキングのおかげで体感できたのもうれしい。

・若いグループ。 立原のこと、建築のことを知らずに偶然入った。
詩人のことを初めて知った。 同人誌「四季」のこと、神保光太郎を慕い別所沼を選んだ。 詩的な手紙などご案内。 感動しながら聞いてくださった。 帰り際 「全集を必ず読みます。 楽しかった!」と。 ガイドも うれしいです。

・若き女性建築家。 アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」のチラシを見て。
ぜひ応募したい。 

 見学は切れ目なく雪崩のように続いた。 来訪52名 
一日中話し通しで声が嗄れる。 

 北側の1ヶ所から注水している。 静かな沼面のかたわらに黄菖蒲の花。
やがて満杯になる日も 遠くはない。

 

 一日のざわめきを 木洩れ日がやさしく包んだ。

 西陽にかがやくみどり…   生新な香り、 こころが落ち着く。

  

  ポプラが影をおとして 午後3時 「ワン コイン ドリーム」が始まる。
毎月 第四土曜日。 
  ここに来れば いつも誰かが詩を朗読しています。


 

 ※ アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」 募集

 街のなかに最小限のパーソナルスペースをつくりだす 「旅する小さな家」の提案を募集します。 魅力的な街は、個人または少人数が心地よく滞在できる小さなスペースをもっています。 それは木陰のベンチであったり、店先の小さなスペースであったりと様々ですが、「旅」する先々でそんな小さなパーソナルスペースを生み出すことのできる、 街に開かれた「小さな家」を提案してください。 (チラシより)

どなたでも応募できます。 最優秀賞となった応募作品は実際に制作され、様々な場所を旅します。 設置される最初の場所は、 ヒアシンスハウスの前庭を予定。

   詳しくは こちらへ  

 

 

 

 

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別所沼は

2014-05-19 | 別所沼だより

フェンスが撤去されて 見晴らしがよくなった
 涸びた杭に 小さな芽吹き

沼底に着地?  

  元の水位は 杭の白い部分が隠れるところ 
 降雨にも期待して

 新しい案内図に ヒアシンスハウスが載っている

 いま車輪梅の花ざかり  

 

    水槽の魚たちは 戻ったのだろうか 

 

 うれしくない出土品  
 バイクや自転車、家電など集められて

 

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注水開始

2014-05-11 | 別所沼だより

  杭もあらわな別所沼 
 4月26日 朝日新聞で 「かいぼり注水開始」 別所沼底干し 1週間短縮… とあった。
 沼底をさらう、 と考えていた蛙はびっくり、 でも水辺が懐かしく思われるこのごろ、それもうれしい。 

 沼の外に「一時避難」 していた在来魚ヘラブナやマブナ、マゴイなど1147匹を水槽20基に移し、 飼育していたが環境の急激な変化により(4月22日までに)49匹が死んだことや、沼の周囲で地盤沈下(1~10センチ)が起きたことなどによるそうです。
 魚にもストレスがたまったのでしょう。

 工業用水をためて、  本日の水位はこれくらい。 

 

  杭がほんの少し隠れたくらいで、 囲いはまだとれません。
 6月中旬には以前の水位、 平均1mに戻る予定、 そんなに浅かったんだ。 

 

 写真は 2010年5月の別所沼。 

  


 

  緑がいきいきと 

木洩れ日が 気持ちの良いヒアシンスハウス。

 

  スイレンも咲いている 

 

 

 

 

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