退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「主人公の悲惨な結末と『つまらない現実』あるいはエヴァンゲリオン完結編」について

2024-09-01 03:13:46 | Weblog
雨のちくもり。電動歯ブラシを初めて使う。

「チボー家の人々 一九一四夏 Ⅳ」読了。

ジャックはこういうことになるのかと思った次第。
メネストレルの「本意」はどこにあったのか不明のまま。

「戦争の現実」とはこういうものだと知っておこう。
途中からは「こわれもの」扱いで。

いよいよ残り2冊。
というか地道に読み進めることの大切さをあらためて。

マル激を観る。

今回は5金で映画の紹介。
ある時期以降「つまらない現実」が各地に。

田舎の少女は都会に「楽しい世界」があると思うものの。
実はそんなものはないのが「現実」。

「何にもない地元」をいかに楽しくするのが課題か。
繰り返すがそんな「土地」を作ったのは「大人たち」で。

かつては「深夜の学校プールへの侵入」や「校舎屋上でのひととき」があったのに。
それが現在では「犯罪もしくは禁止」になっているのを忘れずに。

要は「自由な空間」が減っていること。
なぜそんなことになったのかに思いを致したいもの。

「法にとらわれない世界」が実は「楽しいこと」。
それがあれば「明日も生きられること」。

鶴巻和哉・中山勝一・前田真宏「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(’21)を観る。

これでこのシリーズ映画も完結。
「シンジの復活」を描いた内容だけれど。

「綾波ロボット」が「田舎で徐々に馴染む姿」がなかなか。
「挨拶言葉の大切さ」が彼女によって明らかになるのを覚えておこう。

碇ゲンドウは結局死んだ妻ユイを復活させたかっただけ。
それはシンジの思いと全く同じで。

図らずも「親子は似る」と。
冬月はたぶんユイのことが好きだったというあたりの「複雑さ」もあり。

アスカのシンジへの思いも同様に。
リツコはアスカを好きたという解釈などいかが。

「入り組んだ愛情劇」の中でシンプルで好ましいのはトウジと委員長の夫婦。
ケンスケの「やさしさ」も同様に。

そうした中で圧倒的にマイぺースなのが真希波・マリ・イラストリアス、
常に「鼻歌」を歌いながら敵を倒す姿は好ましく。

これまでの作品の「まとめ」も冒頭にあったり。
「エヴァへの旅」はこれにて終了。
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