退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「肝心なのは人であることとB級映画を作っても見事なスタローンの実力」について

2022-04-19 02:31:01 | Weblog
雨のちくもり。夕方には止む。

柄谷行人「ニュー・アソシエーショニスト宣言」を読む。

著者も傘寿を越えたのかと相変わらず自分のことを忘れて思う。
20年の歳月を経て「NAM」が再び。

「貧乏人の逆襲 タダで生きる方法」の松本哉とつながったりしているのにふむふむ。
海外に影響を与えていることについても同様に。

その理論に頷くところもある一方。
「『実行』に移す人」がいないとどうにもという次第。

やはり大切なのは「ハブ」になる人物であることをあらためて。
「好ましい人々」が生まれる「土壌」をもっと。

「中央集権」はいずれにせよダメ。
各地でそれぞれに「実験」をしてその「成果」を集めたいもの。

柳田国男、和辻哲郎、宇野弘蔵、宇沢弘文に関する記述が趣き深い。
グラムシの「陣地戦」についても。

スティーヴン・C・ミラー「大脱出2」(’18)を観る。

「ハデス」という「牢獄」が舞台ゆえ全体的に「暗い」ムード。
もっとも中国資本と組んでもスタローンの味わいは色褪せず。

信頼できる「仲間たち」と組んでのあれこれ。
コンピューターよりも人が大事だと。

デイヴ・バウティスタ、ホアン・シャオミンが好ましい。
97分という作品の長さも。

このシリーズはもう一作ある模様。
「ビジネスマン」としてのスタローンの確かさをあらためて。
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