退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「魔都とメディアと気の緩み」について

2013-11-23 04:41:38 | Weblog
晴れ。少し風が吹く。

平野純編「上海コレクション」を読む。

かつて「魔都」と呼ばれた上海の姿を
15人の作家の作品から浮かび上がらせる趣向。

時代は1911年から1987年まで。
国際色豊かな中での「風俗」があれこれ。

津村謙の「上海帰りのリル」
あるいは井上陽水の「なぜか上海」という曲もある。

「上海バンスキング」という芝居や映画もあり。
どこか心惹かれる都市なのだろう。

「澱みに浮かぶうたかた」が極彩色や土止め色で描かれるあたりが魅力か。
「猥雑なモダン」は「誘蛾灯」の効果を持つものらしい。

深夜ちょいと寝てしまった後で「破線のマリス」を観る。

「オチ」以外は感心せず。
「メディア・リテラシー」の基本をいささか大げさに描いている印象。

実際にメディアに関わっている人々にとっては「衝撃」があるかもしれないけれど。
「ストーカー」を感じさせる執拗さが重苦しく「フリ」が長すぎる。

さて。

「親知らず」に加えて今シーズン初の風邪を引いてしまった模様。
原因はタバコの煙を部屋の外に出すために開けたサッシを閉め忘れたせいかも。

いずれ「気の緩み」であることは間違いないものの
「一病息災」にするつもりなので特に問題はない。

完治までは普段だと1、2週間。
毎度お馴染みではあるので「時間がクスリ」になるはず。
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