退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

戦後の日本人はすべて「若者」である

2009-03-27 02:20:54 | Weblog
くもりときどき晴れ。風が冷たい。

内田樹「こんな日本でよかったら 構造主義的日本論」を読む。

著者がブログに書いた文章をテーマを決めてまとめたもの。
アクセスが1000万を超えた話も出てくるのでご存知の方も多いだろう。

「自分が楽しくしていることが他人を楽しくさせる」

そういうごく当たり前のことが忘れられて久しい。
「だって楽しいんだもの」という相手を受け入れないわけにはいかないものだ。

「開かれている」という意味はそこにある。
なぜなら誰もが楽しくいたいはずだから。

「呪術」とか「模倣=真似」ということは
文化人類学の文献の中にあるだけではない。

「カッコいいもの」にあこがれるのが「若者の特権」だというのは嘘で
「大人」になれないわれわれは絶えずそうしていることに気付こう。

そして出来れば「大人」になりたいものだ。
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