退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

好きなればこその「あすび」について

2010-11-25 03:29:51 | Weblog
晴れ。寒さはまだまだ。

杉浦日向子「大江戸観光」を読む。

控えめでありつつ時に断言もする江戸好きな著者の姿勢が好ましい。
女性であるがゆえに「春画」への反応を確かめられたりするのは不幸だけれど。

現代のあらゆる「貧しさ」を思うと
ついつい異なる時代へ飛んで行きたくなるもの。

「フィクション」のあるべき形についての文章もあり。
「伍 お江戸珍奇」がいかにも楽しい。

NHK「お江戸でござる」で解説をしていた姿が懐かしいけれど
5年前の夏に旅立ったのは残念。

ただし今頃は好きな江戸で思う存分「若旦那」をしているはずで
日がなぼちぼち楽しんでいることだろう。

ちょいと優男で
名前とは違って「日陰のキュウリ」でえびす顔か。

風情のねえ男女はお断り。
ただし京都じゃないので「一見さん」でもでぇじょうぶ、とか言ってそう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 快男児とDV男 | トップ | 「自分」を生き抜くということ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事