退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「化学研究のあれこれの楽しさと『韓国版タワーリング・インフェルノ』」について

2020-08-12 02:32:51 | Weblog
晴れ。とりあえず今年一番の暑さ。

上村大輔編「天然物の化学 魅力と展望」を読む。

ドトールでまたウトウトしてしまい。
おそらく暑さのせいだと思われる。

この分野に興味のある若者たちにはうってつけな内容。
毒をクスリにする研究を初めとしてさまざまな分野の紹介が簡潔に。

化学物質の名前や式は適当に読み流してOK。
要はそれによって何が可能になったのがわかればいいから。

キム・ジフン「ザ・タワー 超高層ビル大火災」(’12)を観る。

「韓国版『タワーリング・インフェルノ』」の出来はどうかと思って。
前半30分くらいの「タメ」がいかに韓国流といった感じ。

この「クドい笑いの在り様」は香港映画のそれに似ていなくもなく。
ソル・ギョングの隊長以外はあまり魅力を感じられない俳優陣。

「オリジナル」でのフレッド・アステアとジェニファー・ジョーンズが思い出された次第。
「外部エレベーター」が「ゴンドラ」に変わり。

議員が優先されて救助される姿の描写が微妙。
これまた「オリジナル」では「天罰」が与えられていたというのに。

倒壊するとわかったビルに爆弾を仕掛けてそれ以上の被害を防ぐ展開が「現代」か。
「超高層ビルが招く災害」についてあらためて。

今のところ映画の内容は「現実」になっていないのが幸い。
ただし「確実にやってくるもの」であることを忘れずに。
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