退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「実に『しあわせな人』の書いた本といかにもエグくしつこい韓国映画」について

2024-04-16 02:55:44 | Weblog
晴れのちくもり。夜にまた晴れる。

丸山宗利「昆虫こわい」を見て読む。

ペルー、カメルーン、カンボジア、マレーシア、ミャンマーに。
ケニア、フランス領ギアナまで。

「小学生の夏休みの延長」が「収斂進化の実例」を示すことにもなり。
タイトルはもちろん落語の「まんじゅうこわい」から。

著者の人生は最高ですな。
「虫好きの神髄」がここに。

まだ若いので「現役」でいていただきたいもの。
どんどん海外へ行って新種を見つけてもらいたいのみ。

ナ・ホンジン「チェイサー」(’08)を観る。

エグさとしつこさの125分よ。
警察への不信も描かれ。

かの国らしく「正義」が求められる一方。
ミジョンの娘の「行方」はいささか微妙。

惜しむらくは「長い」。
90分にして内容を研いでもらいたかったところ。

実際の事件を元にしている模様。
元警察官の主人公がデリヘルをやっているのも覚えておこう。

連続殺人犯人ハ・ジョンウの不気味さはなかなか。
「羊たちの沈黙」(’91)の影響がありそう。
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