晴れ。さすがに夜も暑い。
フリードリヒ・A・ハイエク「隷従への道」を途中まで読む。
「社会主義」という名前の「計画化」が破綻するのは必然。
なぜならどんな優秀な人間も「神のごとく」すべてを考慮することは出来ないから。
むしろそれは「ファシズム」や「ナチズム」や「スターリニズム」を用意することになり
実に「危険な考え方」だという。
ただし同じ「計画化」でも「各個人の知識と創意に最大の余地を与える」ものはよく
「すべての活動を中央が指導し組織化する」のはよろしくないらしい。
あくまで「理想」としての「社会主義」を否定したものではないことにも注意。
「誰もが安楽に暮らせる社会」を「理想」とすることにそもそも反対者などいるわけもなく。
現代で言えば「上意下達」の中央集権システムより「地方分権」をということにでもなるのか。
「地域独占」で「電源三法」によって守られている電力会社などいらないことはよくわかる。
いずれにせよ明確なことは
「特定の人間たち」が作る「利益」のみが「利益」なのではないということ。
「官僚化」した人間は自分の所属する組織の枠組みでしか物事を捉えられず
その「貧しさ」がどれほど他人にとって「迷惑千万」であるかも考慮しないもしくはできない。
もっともその枠組みの中に「好ましい理想」があれば
本来持っている「処理能力」を十二分に生かせることにもなるけれど。
さて。
「余分な貨幣」を手に入れることが「さまざまな可能性」を手に入れることになるというのは「ウソ」で
むしろ「あらゆるものとの交換可能性」に「いたずらにさまよう」ことになったり。
あるいは「手段」であったはずのそれが
いつのまにか「目的」になっていたり。
その「危険性」に敏感であることと同時に
いつまでたっても「物質的豊かさ」しか求めない「精神の貧しさ」が目立つのはなぜか。
「自由」や「隷従」の意味について
時には考えてみることがあってもいいだろう。
フリードリヒ・A・ハイエク「隷従への道」を途中まで読む。
「社会主義」という名前の「計画化」が破綻するのは必然。
なぜならどんな優秀な人間も「神のごとく」すべてを考慮することは出来ないから。
むしろそれは「ファシズム」や「ナチズム」や「スターリニズム」を用意することになり
実に「危険な考え方」だという。
ただし同じ「計画化」でも「各個人の知識と創意に最大の余地を与える」ものはよく
「すべての活動を中央が指導し組織化する」のはよろしくないらしい。
あくまで「理想」としての「社会主義」を否定したものではないことにも注意。
「誰もが安楽に暮らせる社会」を「理想」とすることにそもそも反対者などいるわけもなく。
現代で言えば「上意下達」の中央集権システムより「地方分権」をということにでもなるのか。
「地域独占」で「電源三法」によって守られている電力会社などいらないことはよくわかる。
いずれにせよ明確なことは
「特定の人間たち」が作る「利益」のみが「利益」なのではないということ。
「官僚化」した人間は自分の所属する組織の枠組みでしか物事を捉えられず
その「貧しさ」がどれほど他人にとって「迷惑千万」であるかも考慮しないもしくはできない。
もっともその枠組みの中に「好ましい理想」があれば
本来持っている「処理能力」を十二分に生かせることにもなるけれど。
さて。
「余分な貨幣」を手に入れることが「さまざまな可能性」を手に入れることになるというのは「ウソ」で
むしろ「あらゆるものとの交換可能性」に「いたずらにさまよう」ことになったり。
あるいは「手段」であったはずのそれが
いつのまにか「目的」になっていたり。
その「危険性」に敏感であることと同時に
いつまでたっても「物質的豊かさ」しか求めない「精神の貧しさ」が目立つのはなぜか。
「自由」や「隷従」の意味について
時には考えてみることがあってもいいだろう。
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