晴れ。予報がはずれる。
色川武大「寄席放浪記」を読む。
昭和四年(1929)生まれの著者が書いた内容ゆえ。
「席亭になりたかった人」によるほぼ知らない人々について。
知っている範囲で言うと林家三平を代表に。
「人を観ること」をあらためて思わされる格好。
ビートたけしの師匠深見千三郎や泉和助。
あるいは「アノネのオッサン」髙勢実乗など。
志ん朝も談志もいなくなった落語界は今どうなっているのだろう。
もっとも本書は志ん生や桂文楽の時代で。
「たくさん出演者が出てきても、本当にいい高座は一夜に一つあるかなしかで
大部分は辛抱してきかなければならない。」
「ところがそこに中毒してくると、まさにその退屈を味わいに来ているので、
そこが贅沢な遊びになるのだ」と著者は言う。
いやはや「せわしない現代」ではとてもじゃないが「味わえない感覚」。
何とも「魅力的」だったり「残念」だったりするキャラクターの数々よ。
ジョン・ハーツフェルド「大脱出3」(’19)を観る。
冒頭はドキュメンタリーのようにオハイオの姿が。
何となく哀しい音楽も流れて。
「物語」は正直つまらない。
「堂本剛が老けたような」マックス・チャンが印象に残るのみ。
スタローンはここでも「復讐のカタルシス」のために恋人アビゲイルを「殺し」。
ラストはデイヴ・バウティスタと「次なる舞台」を探したりして。
その他の描写も「さすがにこれではダメでしょう」。
たぶんこの「監獄」はさまざまな映画で使われているはず。
このシリーズもどうやら「打ち止め」か。
いや、まだまだわからんなと思いつつ。
よく出来たシナリオと俳優陣を集めれば「どうにかなる」し。
もう少し「キャラクターの描写」をする必要がありそう。
色川武大「寄席放浪記」を読む。
昭和四年(1929)生まれの著者が書いた内容ゆえ。
「席亭になりたかった人」によるほぼ知らない人々について。
知っている範囲で言うと林家三平を代表に。
「人を観ること」をあらためて思わされる格好。
ビートたけしの師匠深見千三郎や泉和助。
あるいは「アノネのオッサン」髙勢実乗など。
志ん朝も談志もいなくなった落語界は今どうなっているのだろう。
もっとも本書は志ん生や桂文楽の時代で。
「たくさん出演者が出てきても、本当にいい高座は一夜に一つあるかなしかで
大部分は辛抱してきかなければならない。」
「ところがそこに中毒してくると、まさにその退屈を味わいに来ているので、
そこが贅沢な遊びになるのだ」と著者は言う。
いやはや「せわしない現代」ではとてもじゃないが「味わえない感覚」。
何とも「魅力的」だったり「残念」だったりするキャラクターの数々よ。
ジョン・ハーツフェルド「大脱出3」(’19)を観る。
冒頭はドキュメンタリーのようにオハイオの姿が。
何となく哀しい音楽も流れて。
「物語」は正直つまらない。
「堂本剛が老けたような」マックス・チャンが印象に残るのみ。
スタローンはここでも「復讐のカタルシス」のために恋人アビゲイルを「殺し」。
ラストはデイヴ・バウティスタと「次なる舞台」を探したりして。
その他の描写も「さすがにこれではダメでしょう」。
たぶんこの「監獄」はさまざまな映画で使われているはず。
このシリーズもどうやら「打ち止め」か。
いや、まだまだわからんなと思いつつ。
よく出来たシナリオと俳優陣を集めれば「どうにかなる」し。
もう少し「キャラクターの描写」をする必要がありそう。
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