退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「脳に関するあれこれと十和田湖あるいは不甲斐ないサッカー」について

2017-09-06 03:33:05 | Weblog
くもり。夜に少しだけパラつく。

デイヴィッド・イーグルマン「意識は傍観者である」を読む。

副題に「脳の知られざる営み」。
原題は「Incognito」で「terra incognita=未開の地」を思い出そう。

「in=~でない」で「cogni=知る」というつくりの語。
「incognito」には「匿名」という意味もあるので忘れずに。

非常に読みやすい文章なのがありがたい。
「自由意志」などないことをあらためて。

「脳科学本」をある程度読んだことがあれば「知っているお話」があれこれ。
犯罪者を罰するより更生させるべきだという主張なども。

この手のものにあまり触れていない向きには是非。

「ブラタモリ」で「十和田湖」を扱った回を観る。

「二重カルデラ湖」であることは初めて。
「奥入瀬」が「V字型」ならぬ「U字型」なのは十和田湖起源の「大洪水」のせいだとか。

「ヒメマス」については子どもの頃になぜか和井内貞行の「伝記」を読んでいて。
「苔の働き」が面白くちょいと細かく知りたくなったり。

やはりこの番組は面白い。

その一方。

深夜日本vsサウジアラビアのサッカーの前半を観る。

ディフェンスは悪くないとして攻撃の形が全くないのに驚く。
なんじゃこりゃ。

横にパスを回すばかりでたまに出る縦パスは失敗ばかり。
どこにも「攻める意志」が感じられないのだけれど。

こんなサッカーをしていてはどうにもならず。
ワールドカップには出られてもとても上位に行くとは思えず。

「見せ場」は昌子のヘディングと山口蛍のミドルシュートのみ。
「絵」にならないこと夥しくこれでは中継班もガッカリだろう。

何だか「過去の映像」を見せられているような趣き。
このチグハグさがどこから生まれるものなのかを知りたいもの。
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