退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「すでに『答え』はわかっていることふたつ」について

2020-02-28 02:30:11 | Weblog
晴れ。北風が吹く。

和田一雄「ジビエを食べれば『害獣』は減るのか」を読む。

もちろん減らない。
シカの害にはオオカミの導入をというのにふむふむ。

イノシシの害についても同様に。
いたずらに針葉樹林を増やしたせいで「害」が増えたことも。

彼らのエサとなる落葉広葉樹林をもっと増やさないと。
「答え」はわかっているのに実現しないもどかしさよ。

いずれもわれわれ「人間の都合」だったり。
志賀高原が「観光地」として開発された事情なども。

その記述ぶりが何とも好ましい著者は今年米寿に。
「共存」と言うのは簡単だが行うのは難しそう。

それとは別に。

わが国の首相は唐突に公立の小中高の学校を来週から「休み」にすることに。
何とも愚かと言うよりなく。

SARSと比べて致死率の低いコロナウイルスの感染を恐れる意味不明さたるや。
むしろ適当に感染して「抗体」を作る方が大事ではないのか。

「感染」が問題なのではなく「人が死ぬこと」が問題であるのが忘れ去られる「本末転倒」。
重症患者への手当てこそが肝心だというのにこの「的外れぶり」。

いたずらに「感染者の数」を数えるマスコミの愚も手伝って。
アフリカで死ぬ子どもたちの数を数えたことがあったのか。

若い世代ではそれが少なく高齢者が危険なことも明らかで。
「適切な医療の確保」が問答無用に最優先だというのにこのザマ。

これまた意味不明なオリンピック開催のためだとするなら。
「トップがダメだと全体がダメになる好例」がここに。

昔懐かしい「腐ったミカンの方程式」は本来こういう時にこそ適用されるべき。
要は「官邸」がそれで。

現在の野党が好ましいとはとても思えないけれど
そろそろ現政権を終わらせないとどうにも。

彼らに「現実対処能力がないこと」は明らかだろう。
非正規雇用や働く母親に関して一切「手当て」がなく民間におまかせなこともあり。

この現実に対して「党派」など意味はなく。
「無能な人々を権力の座から外す」だけでいい。

ここでもすでに「答え」はわかっているはず。
それが不可能だと言うなら「滅ぶ」しかない。
コメント
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