退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「残念な本と残念なわが国特有の現実」について

2020-02-04 02:49:44 | Weblog
晴れ。空一面に薄雲も。

山口真美「損する顔得する顔」を読む。

おそらく本書は半分の量で内容を伝えられたはず。
研究の中身の紹介が少ないのが気になるところ。

ティム・ロス主演のドラマ「ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る」がすでにあり。
それを観ていればわかることなど。

犯罪学の父ローンブローゾの名前も「黄金バット」でお馴染み。
残念ながら「新たな発見」はないまま。

自分の顔ばかり眺めていると「周囲からの評価」と異なる結果に。
「整形マニア」がそれにハマる理由はそのあたりにありそう。

繰り返すが個人的には「味のある顔」が好き。
残念ながら巷ではあまり見かけることはなく。

その一方で自分の顔はといえば「怖いタイプ」だと思われる。
おそらく「無表情」なので。

ニコチンは毎日摂取しているもののお肌はツヤツヤ。
これで煙草を吸っていなかったらどうなっていたことやらなどと。

さて。

昨日のマル激について言い忘れたことがあったのでここで。
わが国では「俳優たちがCMに出ることが『普通』であること」について。

少なくともアメリカではその種のことはあまりない模様。
例えばトミー・リー・ジョーンズのコーヒーのCMは本国では知られていず。

要は。

「俳優」としての地位を確立した者たちが
特定の商品の宣伝に力を貸すことは「金儲け」に過ぎない。

そのことを「恥ずかしい」と思うからこそ海外の俳優たちはそれをせず。
「事情」がある場合にわが国でコッソリそれをする模様。

そもそも「有名人が勧めるもの」を購入する意味が不明。
そこに「価値」はあるのか。

これが「わが国特有のこと」だと知っておこう。
「有名政治家の息子や娘」がいたずらに評価されることも同様に。

「有名=価値がある」というルールの貧しさよ。
この現実がおそらく圧倒的な後進国ぶりを示していることを思いたいもの。
コメント
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