くもりのち晴れ。寒さはそれほどでもなく。
平山廉「カメのきた道」を読む。
二億三千年前の「三つの戦略」にふむふむ。
爬虫類は大型化を目指し哺乳類は小型化した一方で。
カメはひと月ほど絶食しても生き延びられる方策を採り
現在まで生き残っているのだと。
「鶴は千年」というのは科学的に確かではないのだろうが
「亀は万年」というのは進化的に見ると「正しい」模様。
「アノマロカリス」ならぬ「アノマロケリス」よ。
前者は「奇妙なエビ」で後者は「奇妙なカメ」。
カメの首の曲げ方は二種類あって。
まっすぐ引っ込める「潜頚類」と横に曲げる「曲頚類」。
淡々とした記述ぶりには「素人」を興奮させるものはないけれど。
この分野の研究が現在どうなっているのかは気になるところ、
F・ハビエル・グティエレス「ザ・リング リバース」(’18)を観る。
基本の設定はオリジナルに同じく。
ただしそこに司祭の罪を加えたのがいかにもなアメリカン。
スカイが死ぬことになるシークエンス以外はあまり面白くなく。
サマラ=貞子に導かれるジュリアの「追跡」はむしろ「穏やか」なくらい。
「リバース=rebirth=再生」だが「reverse=逆流する水」もあり。
ハエやセミやムカデも登場。
この映像の質感からするともっと「悪魔チック」な内容に合いそう。
監督は物語の選択を間違えたのか。
もっとも日米でヒットした作品の続編だからあれこれ「縛られた」のかも。
面白いかと言われると微妙。
平山廉「カメのきた道」を読む。
二億三千年前の「三つの戦略」にふむふむ。
爬虫類は大型化を目指し哺乳類は小型化した一方で。
カメはひと月ほど絶食しても生き延びられる方策を採り
現在まで生き残っているのだと。
「鶴は千年」というのは科学的に確かではないのだろうが
「亀は万年」というのは進化的に見ると「正しい」模様。
「アノマロカリス」ならぬ「アノマロケリス」よ。
前者は「奇妙なエビ」で後者は「奇妙なカメ」。
カメの首の曲げ方は二種類あって。
まっすぐ引っ込める「潜頚類」と横に曲げる「曲頚類」。
淡々とした記述ぶりには「素人」を興奮させるものはないけれど。
この分野の研究が現在どうなっているのかは気になるところ、
F・ハビエル・グティエレス「ザ・リング リバース」(’18)を観る。
基本の設定はオリジナルに同じく。
ただしそこに司祭の罪を加えたのがいかにもなアメリカン。
スカイが死ぬことになるシークエンス以外はあまり面白くなく。
サマラ=貞子に導かれるジュリアの「追跡」はむしろ「穏やか」なくらい。
「リバース=rebirth=再生」だが「reverse=逆流する水」もあり。
ハエやセミやムカデも登場。
この映像の質感からするともっと「悪魔チック」な内容に合いそう。
監督は物語の選択を間違えたのか。
もっとも日米でヒットした作品の続編だからあれこれ「縛られた」のかも。
面白いかと言われると微妙。