もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ムク (ぷーどる♀)

2018-04-11 14:45:31 | ムク太郎(むく)
本日は奥さんの日記です。


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最初の頃、ムクは私のベッド(犬が上れるように低い)で
私の横で寝ていた。
冬には、私に腕枕を要求して寝ていた。
それが、いつからだったか、ベッドに上れなくなって
主人の枕元にカドラーを置き、そこで寝るようになっていた。
トイレに行きやすそうだったのは、よかったけれど、
起き上がる度に、ポチやヘチマに怒られていた。
ムクの夜中のトイレは一時間毎だったり、二時間毎だったりと
ムクも辛かったろう。こちらはお昼間がとにかく眠かった。

ムクはうちに来た時、8kgをちょっと越えていて
お腹はパンパンで地面に着きそうだったけど
最近ではすっかり痩せて、沢山食べさせても、太らなくなっていた。

うちに来る前からあった腸の腫瘍は、思い切って手術したけれど再発。
以降もウムチムの度に、もれなく血が混じる、出る。
胆泥は、お薬を飲み続けたのに、一向に減らず。
クッシング症候群のお薬を飲み続けて、やっと安定したし、
あまり続けても良くないからと、飲ませるのをやめた途端、
症状が出始めて、毛が抜ける。

元気だった頃は、チビ達(かりんやポチ、イゾーとか)に
カチカチと歯をならしたりして威嚇してたな。
人間が、「ん?」と言ってのぞいてみたら
しれ~っと「ボク、な~んにもしてませんよ。ボクいい子だもん♪」という顔をしてたね。
しっかり、ばれてたよ。

洗面所に入って、反対側から自分でドアを押して、
「閉じ込められた~!!」と叫んで、
ドアをいっぱい削ってしまったこともあったよね。

そういえば、食べ物も、食べない日はなかったんじゃないか。
食欲、最近では少し落ちてきた感はあったけど、
それでも、検査で朝食抜きの日以外は、毎日欠かさず食べてたな。

部屋中、ウンチムを踏みまくって大変だったこともあったな。。

そんなムクでも、
逝ってしまうんだな。
そして、そんなムクでも、
犬だったんだな、と思い知る。
先に逝った犬達への思いと同じような気持ちがわいてくる。

ムクの病気、とりわけ、胆泥は、かなりたまってきていて、
薬でも流れず、いつか、破裂してしまう可能性もあった。
(手術は大掛かりになり、年齢的にも不可とのことだった)
なので、苦しみだした時、間に合うかどうかは分からないけれど、
苦しみだしたら、獣医さんへ走り、
安楽死をしてもらう決意を、一人していた。
なのに、だ。
なのに、こんなにあっさりと逝ってしまった。
朝もいつものように食べ、お昼に帰った時もいつものような感じだった。
なのに。
うそだ、と思った。
でも、この感じは知っている。
知っているが、もしかしたら違うかもしれない。
主人に確認してもらった。
やっぱり、たった今、逝ってしまったんだ。
あのムクが。ムクなのに。

もう、クッシングの薬も、一日3回と一日5回の目薬も
オムツもいらなくなってしまった。
人間が、食事を摂ろうとすると、その途端、
ムクがウムチムをし始める、ということも
もう、ない。
一日の用事を終え、娘とドラマでも観て一息いれようとすると
その途端、眠っていたムクがムクっと起きて
ウムチムをし始める。。ということも、もう2度とない。
夜、やっと眠れたと思ったら、1~2時間おきに
ムクが起きるから、こちらも起きる、ということも、なし。

と、ここまできて、まてよ、と思う。
ムクの思い出って…殆どウムチムで出来てないか?
いや、何かあるはず。。
そうだ、元気だった頃、
ボールや、おもちゃを放り投げてやると
口で上手にキャッチできたね。

仔犬の時から、一緒にいたら、きっと、
カチカチと威嚇なんてせずに、
『うちの面白ドッグ』として、語り継いだこと、
間違いないよ!

ムクは、充分、頑張って生き抜いてくれたので
その辺りの後悔はないけれど
ドッグランに連れて行ってやれば良かったかな…と思う。

今ムクは、本当に、冷たく、静かにしている。
ムクなのにな。。

IMG_5701.jpg


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今ムクは、私たちと一緒に最後の店番をしております。
今日は早めに店を閉め、最後のお別れをしに出かけます。



コメント (2)
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くるくるムク ~訃報~

2018-04-11 10:17:22 | ムク太郎(むく)
*訃報*

こんにちは。

本当に、いきなりで突然ですが、一昨日ムクが急逝しました。
17年と2か月10日。
十分長生きだったといっていいのかもしれませんが、
まさかこんなにいきなりのお別れが来るとは思っていなかったので、
家族全員悲しむ前に驚いてしまい、しばらく現実を受け止めることができませんでした。
なんせ、その当日の朝もご飯をしっかり食べ、
お昼にはいつも通り、自在に徘徊し、夕方ご飯の用意をしている時も機嫌よく寝ていましたから。

ですが、最後は本当に安らかで、
苦しみとは全く無縁の旅立ちでありましたから、その点はどうぞご心配なく。

とはいえ、本当に予想外であったため、まだ少々混乱しておりますから、
くわしいお話はまた後日させていただき、
本日は一昨日、
まさにムクが逝ってしまう数時間前に書いていた日記をアップさせていただきます。

ほんと、あの子が旅立つ数時間前にはこう思っていたのに、
まさか、まさか…


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*くるくるムク*

IMG_1849.jpg
「ぐ~ぐ~ぐ~♪」

こんにちは、少しご無沙汰のムクでございます。
例の眼の方は相変らずですが、毎日それなりに呑気に暮らしております。

とはいえ、最近ではめっきり足腰が弱ってしまい、
ご飯を食べるのも寝そべったまま、顔をお皿に突っ込んで食べております。
そういうわけで、一度こけてしまうと、再び起き上がるのがかなり難しいようで、
「きゃぁ~!きゃぁ~!きゃぁ~!」
と、大声を上げつつ、横向いたまま足を上に上げじたばたともがくことが多いのです。
ですからその都度駆け寄っては体を起こしてやるのですが、
それでもやはり力がうまく入らないのと、バランスをうまく取れないのとで安定せず、
斜めになったまま、つんのめるように突っ走りだし、
やがて何かにぶつかったり、足をもつらせたりしてはまた転倒!
そしてまた悲鳴を上げる、こういうパターンを繰り返しておりました。

ですが、最近では、少し様子が変わり、
立ち上がった後前方ではなく、その場でぐるぐるぐると回ってしまうのです。
しかもねずみ花火のように回転しつつ移動するから、
そのまま何かにぶつかったりするし、
そうでなくとも、回転が速くなりすぎ足をもつれさせてしかうので、
結局はひっくり返ってしまったりしております。

そしてまた、この徘徊行動は昼夜問わず行われるので、
夜、私たちが布団に入ってからも、朝までの間に3~4回繰り返されます。
この場合、多くがうんちが出そうで気持ちが悪かったりすることが多いので、
そのつどオシメを脱がせ、お尻を刺激しうんちを出させるとすっきりし、
その後は、徘徊時の疲れのせいかしばらくは大人しく寝てくれるのです。

ですが、数時間後また同じように動き出します。
じつはこのとき、ほかに寝ている子たち、
特に、ポチと以蔵はイラッと来るのか、唸り声を上げたのちムクに向かってとびかかりに行くので、
その動くを制しつつ、ムクを引き起こし、オシメの世話をせねばならないので正直結構しんどい…

とはい、えそうして、いわば「マメ」に動きまわってくれているおかげで、
まがりなりにも寝たきりにならずに済んでいるので、これはこれで良しとすべきか。
なんせ、一度寝たきりになると、
今度は「床ずれ」の予防対応で大変だし、何より本人(犬)の痛みが半端ないから。

そんなわけで、昨日も今日も、
私と奥さんは交代で、くるくるムクと一緒に目をくるくると回しつつ…

(=^^=)ゞ

それでも、調子のいい日はこうして…

IMG_1851.jpg
「ちゃんと立って食べれるんですよ♪」


そうそう、例のクッシング症候群のせいでただいまどんどん抜け毛が増えており、
頭と首のあたりはすでに丸坊主になっております。

まあ、見た目は別にどうでもいいからこれだけで済んでいればいいのですが、
この症状は体表面同様に体の内部でも進行しているので、
この子の内臓は、ただいまかなりのダメージを負ってるだろうとのこと。

そこもまたとても心配なんですよね。

大きな声で悲鳴は上げれても、
どこがどう辛いとは言うことができないから。


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コメント (3)
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