ヴァルカン・セーフティ・チーフ・キャンプ・ストーブ
~ Vulcan Safety Chef Camp Stove~
一見中世のお城のような不思議な形のこれ。
以前ちらりとご紹介ましたが、
1950年代に製造された、固形燃料を利用するストーブです。
当時キャンプ用のストーブといえば、灯油、ガソリン、ガスなどを用いたものが主流でした。
ですが、それらは扱いになれが必要なため、
子供や女性といった初心者には使い勝手がいいとは言えませんでした。
また扱いやすい固形燃料も既に存在しておりましたが、
それらは火力調整がきかず、また横風に弱く、
そして、ゴトクや風防きちんと使用しないと熱効率の悪いもので、
やはり初心者にとって万全とは言えませんでした。
そんな中登場したのがこのストーブ。
固形燃料を用いるので扱いは簡単で、
熱効率の良いオールインワンの鉄製本体のおかげで、
手間なく、安全に、
しかも効率よく強い火力を得ることができます。
正にな雨の通り、「セーフティ・ストーブ」なわけですよ。
時代的には戦争も終わりやっと人心地着け、
レジャーへ目を向ける余裕が多くの人々の間に出た頃。
だから、それまでのコアな使用層ではなく、
新しい初心者層へ向けての、
そういうストーブだったんだろうと思います。
さてそういうわけで順に見ていきますと…
燃料の設置は、本体は底のストッパーを解除し底板に設置します。
本来は専用の燃料を使用するのですが、今回はアルコールストーブを用います。
たまたまこのサイズの空き缶が、
純正の燃料の缶とほぼ同径で、厚みが半分だったため、
こうして蓋の上に乗せて設置するとすき間なくジャストフィットなのです。
その後、ふた無しですき間を開けて使用しましたが、
むしろその方が火力があったので、
適当な空き缶を利用すれば、市販の固形燃料も問題なく使用できます。
そして炎は、本体の筒内部を通じてゴトク付近まで上がるわけですが、
内部は単なる筒ではなく、このような構造になっており、
スプレッダプレートで均一に広げられた炎をは、
周囲の筒を熱しつつ、その熱による上昇気流でさらに上に導かれる工夫がされております。
実際火をつけセットしてみると、
底で中心に向かって昇っていた炎が、
上部ではこのようにきれいに広がっております。
またこの構造は「チムニー効果」により、一層の燃焼効率を上げるので、
いざとなれば、枯れ葉や小枝でも十分火を起こすことができます。
(小枝の補給がちょっとめんどくさいけどね。)
いわば燃料不問の万能選手!
ヽ(^∀^)ノ
この点以前ご紹介のスイス軍レンジャーストーブと似ていますよね。
そういうわけで、手軽さも相まって、
最近私は店番しつつこれで昼食を作っております。
もちろんいつものストーブのほうが楽しいといえば楽しいのだけれども、
ほんのちょっとだけお湯が欲しい時はね~。
やっぱ、お手軽は正義だ!
それじゃあ、電子レンジを使えよな!とかいう突込みはない方向で…
(=^^=)ゞ
そうそう、実はこいつには普通の収納缶の他に、
大変便利な専用ケースがあるのです。
それがこれ!
こうして開けて…
大鍋小鍋お好きなように♪
ちなみに、ストーブ本体のサイズが、ちょうどSVEA123とほぼ同一なので…
この様に、それらのストーブを収納して持ち運ぶときに利用するとすごく便利!
だから、
「ストーブいらんけど、ケースは欲しい!」
そういうお声もよく上がります。
まるで脇役に食われている主役…
なんか、かわいそう。
~ Vulcan Safety Chef Camp Stove~
一見中世のお城のような不思議な形のこれ。
以前ちらりとご紹介ましたが、
1950年代に製造された、固形燃料を利用するストーブです。
当時キャンプ用のストーブといえば、灯油、ガソリン、ガスなどを用いたものが主流でした。
ですが、それらは扱いになれが必要なため、
子供や女性といった初心者には使い勝手がいいとは言えませんでした。
また扱いやすい固形燃料も既に存在しておりましたが、
それらは火力調整がきかず、また横風に弱く、
そして、ゴトクや風防きちんと使用しないと熱効率の悪いもので、
やはり初心者にとって万全とは言えませんでした。
そんな中登場したのがこのストーブ。
固形燃料を用いるので扱いは簡単で、
熱効率の良いオールインワンの鉄製本体のおかげで、
手間なく、安全に、
しかも効率よく強い火力を得ることができます。
正にな雨の通り、「セーフティ・ストーブ」なわけですよ。
時代的には戦争も終わりやっと人心地着け、
レジャーへ目を向ける余裕が多くの人々の間に出た頃。
だから、それまでのコアな使用層ではなく、
新しい初心者層へ向けての、
そういうストーブだったんだろうと思います。
さてそういうわけで順に見ていきますと…
燃料の設置は、本体は底のストッパーを解除し底板に設置します。
本来は専用の燃料を使用するのですが、今回はアルコールストーブを用います。
たまたまこのサイズの空き缶が、
純正の燃料の缶とほぼ同径で、厚みが半分だったため、
こうして蓋の上に乗せて設置するとすき間なくジャストフィットなのです。
その後、ふた無しですき間を開けて使用しましたが、
むしろその方が火力があったので、
適当な空き缶を利用すれば、市販の固形燃料も問題なく使用できます。
そして炎は、本体の筒内部を通じてゴトク付近まで上がるわけですが、
内部は単なる筒ではなく、このような構造になっており、
スプレッダプレートで均一に広げられた炎をは、
周囲の筒を熱しつつ、その熱による上昇気流でさらに上に導かれる工夫がされております。
実際火をつけセットしてみると、
底で中心に向かって昇っていた炎が、
上部ではこのようにきれいに広がっております。
またこの構造は「チムニー効果」により、一層の燃焼効率を上げるので、
いざとなれば、枯れ葉や小枝でも十分火を起こすことができます。
(小枝の補給がちょっとめんどくさいけどね。)
いわば燃料不問の万能選手!
ヽ(^∀^)ノ
この点以前ご紹介のスイス軍レンジャーストーブと似ていますよね。
そういうわけで、手軽さも相まって、
最近私は店番しつつこれで昼食を作っております。
もちろんいつものストーブのほうが楽しいといえば楽しいのだけれども、
ほんのちょっとだけお湯が欲しい時はね~。
やっぱ、お手軽は正義だ!
それじゃあ、電子レンジを使えよな!とかいう突込みはない方向で…
(=^^=)ゞ
そうそう、実はこいつには普通の収納缶の他に、
大変便利な専用ケースがあるのです。
それがこれ!
こうして開けて…
大鍋小鍋お好きなように♪
ちなみに、ストーブ本体のサイズが、ちょうどSVEA123とほぼ同一なので…
この様に、それらのストーブを収納して持ち運ぶときに利用するとすごく便利!
だから、
「ストーブいらんけど、ケースは欲しい!」
そういうお声もよく上がります。
まるで脇役に食われている主役…
なんか、かわいそう。
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