ん~と、エンダースなんかで見慣れたこのポンプ先のNRVの形状、
やっぱ、ドイツのG&B社製、同じような部品ですね。
でも…
ややや?
何だこのホルダの形状は?!
丸くドーム状に凹んでて、中央には穴がある。
この形状じゃ普通のガスケットだと外れてはめることができやしない。
よっぽど純正品を使わせたかったのか?
そこでしばらく考えて…
ゴムひもを鉛筆削りでテーパーにし、あとはカッターと紙やすりで形を整え…
液体ガスケットで接着!
よしこれでOK!
さて、次は…
取りあえずニップル周辺は掃除してみたけど
てっぺんにあるこのボルトは何だ?
また、この横にある、シャフトはいったい何?
というわけで、まずは上のボルト。
これはニップルと全く同一サイズだったので、当初予備ニップルかと思ったけれど、
全く普通のボルトで、しかも抜き取ると燃料経路が丸見え。
だからこの時の様に予備パーツの保管場所でもない。
また何かを固定するような場所でもないから、もしかして清掃用?
いやいや、それではニップルに近すぎてあまり意味がない。
もしかしてこれMのニードルがらみ?
それとも、まさかニップルと入れ替えて、炎の方向を変えるとか?!
いやいや、この上にはスッポリカバーがかぶさるからそんなことはあり得ない。
はてさて??
謎は謎でちょいと横に置いたまま、おつぎは横のシャフトです。
とりあえず固定しているナットを緩めると…
ほ~、中にはグラファイトガスケットがある。
ということは、これはただの固定ナットではなく、スタフィングボックスの役目をしていたのか!
しかも、ネジの切られたシャフト先端をよく見ると、四角く加工されている。
つまり、ここに回転用のノブが付き、シャフトを自在にクルクル回転させていたのだな。
ということはもしかしたら…
試しにシャフトをくるくる回してみて、全く抜ける気配が無いことから確信♪
こいつはまず間違いなく、クリーニングニードルの操作シャフトだ!
確認のため、ニップルを外し中をのぞき込むと、シャフト内部は歯車状になっておりました。
ま、ニードルは欠品でありますから、グラファイトをつぎ足して再び封印。
ん?
ということは…
恐らく先ほどの謎のボルトはこれに関連しているのでは?
多分ですが、挿入されたクリーニングニードルが、
内部で踊らないように固定し、きっちりセンターを出すためのものだったのではないかな?
うんうん、恐らくそうだ!
こういう推理は楽しいな~。
こういうのこそ、ものいじりの真骨頂!
ヽ(^∀^)ノ
さて、この様にユニークな作りですが、バーナーヘッドもやはりユニーク。
燃料をいったん火口付近を通らせたのち、スピンドルに向かわせ、
そしてニップルから吹かせるという凝った造り。
普通は、これらの様に、燃料は素直にスピンドルの下にやってきます。
でも、考えれば、絶対こうして迂回させる方が、
燃料の温度も圧も上がるので、勢い良い炎が持続するよな~。
というわけで、先ほどからいじくっていたこれは、横置きタイプのガソリントーチ。
Barthel Nr 80(№80)なのでありました。
ただ、悲しいことにこの手のトーチに関する情報量は圧倒的に少なく、
調べた挙句分かったのは、以下のことのみ。
1910~40年頃、ドイツのG&B社で製造され、
主に、重機、タンク、トラックなどのエンジン始動に用いられた。
また前述のようにその構造が独特なので、手探りで作業していたのでありました。
で、その作業も何とか無事完了!
よし!かっこよい♪
今回は、飴色に変色したタンクが良い味を出していたので、
あえてピカピカにせず、バーナー部を中心に内部のクリーニングのみにしてみました。
で、最後にお約束の…
ファイヤ~!
*おまけ*
途中述べていた、「エンジンの始動に用いた」というのが気になり調べてみたところ、
昔の大型ディーゼルエンジンの始動には、高温と高圧力が必要であったため、
当時の電気式のスターターの手に負えるものではなく、
小型の専用エンジンを使いクランクを直接回すとともに、
グロープラグ周辺をトーチで真っ赤になるまで加熱し始動していたとか。
調度その様子が動画であったので拝借しました。
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lFHTgkvdQok" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
(01:30辺りからですがその様子です。)
*おまけのおまけ*
最後に例のシャフトにちょうどサイズぴったりだった他機種のハンドルを取り付けてみました。
う~ん、なんかすごく武器っぽくてかっこよい!
こうなりゃ、例のボルトには、照準器でも取り付けようか?
(=^^=)ゞ
やっぱ、ドイツのG&B社製、同じような部品ですね。
でも…
ややや?
何だこのホルダの形状は?!
丸くドーム状に凹んでて、中央には穴がある。
この形状じゃ普通のガスケットだと外れてはめることができやしない。
よっぽど純正品を使わせたかったのか?
そこでしばらく考えて…
ゴムひもを鉛筆削りでテーパーにし、あとはカッターと紙やすりで形を整え…
液体ガスケットで接着!
よしこれでOK!
さて、次は…
取りあえずニップル周辺は掃除してみたけど
てっぺんにあるこのボルトは何だ?
また、この横にある、シャフトはいったい何?
というわけで、まずは上のボルト。
これはニップルと全く同一サイズだったので、当初予備ニップルかと思ったけれど、
全く普通のボルトで、しかも抜き取ると燃料経路が丸見え。
だからこの時の様に予備パーツの保管場所でもない。
また何かを固定するような場所でもないから、もしかして清掃用?
いやいや、それではニップルに近すぎてあまり意味がない。
もしかしてこれMのニードルがらみ?
それとも、まさかニップルと入れ替えて、炎の方向を変えるとか?!
いやいや、この上にはスッポリカバーがかぶさるからそんなことはあり得ない。
はてさて??
謎は謎でちょいと横に置いたまま、おつぎは横のシャフトです。
とりあえず固定しているナットを緩めると…
ほ~、中にはグラファイトガスケットがある。
ということは、これはただの固定ナットではなく、スタフィングボックスの役目をしていたのか!
しかも、ネジの切られたシャフト先端をよく見ると、四角く加工されている。
つまり、ここに回転用のノブが付き、シャフトを自在にクルクル回転させていたのだな。
ということはもしかしたら…
試しにシャフトをくるくる回してみて、全く抜ける気配が無いことから確信♪
こいつはまず間違いなく、クリーニングニードルの操作シャフトだ!
確認のため、ニップルを外し中をのぞき込むと、シャフト内部は歯車状になっておりました。
ま、ニードルは欠品でありますから、グラファイトをつぎ足して再び封印。
ん?
ということは…
恐らく先ほどの謎のボルトはこれに関連しているのでは?
多分ですが、挿入されたクリーニングニードルが、
内部で踊らないように固定し、きっちりセンターを出すためのものだったのではないかな?
うんうん、恐らくそうだ!
こういう推理は楽しいな~。
こういうのこそ、ものいじりの真骨頂!
ヽ(^∀^)ノ
さて、この様にユニークな作りですが、バーナーヘッドもやはりユニーク。
燃料をいったん火口付近を通らせたのち、スピンドルに向かわせ、
そしてニップルから吹かせるという凝った造り。
普通は、これらの様に、燃料は素直にスピンドルの下にやってきます。
でも、考えれば、絶対こうして迂回させる方が、
燃料の温度も圧も上がるので、勢い良い炎が持続するよな~。
というわけで、先ほどからいじくっていたこれは、横置きタイプのガソリントーチ。
Barthel Nr 80(№80)なのでありました。
ただ、悲しいことにこの手のトーチに関する情報量は圧倒的に少なく、
調べた挙句分かったのは、以下のことのみ。
1910~40年頃、ドイツのG&B社で製造され、
主に、重機、タンク、トラックなどのエンジン始動に用いられた。
また前述のようにその構造が独特なので、手探りで作業していたのでありました。
で、その作業も何とか無事完了!
よし!かっこよい♪
今回は、飴色に変色したタンクが良い味を出していたので、
あえてピカピカにせず、バーナー部を中心に内部のクリーニングのみにしてみました。
で、最後にお約束の…
ファイヤ~!
*おまけ*
途中述べていた、「エンジンの始動に用いた」というのが気になり調べてみたところ、
昔の大型ディーゼルエンジンの始動には、高温と高圧力が必要であったため、
当時の電気式のスターターの手に負えるものではなく、
小型の専用エンジンを使いクランクを直接回すとともに、
グロープラグ周辺をトーチで真っ赤になるまで加熱し始動していたとか。
調度その様子が動画であったので拝借しました。
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lFHTgkvdQok" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
(01:30辺りからですがその様子です。)
*おまけのおまけ*
最後に例のシャフトにちょうどサイズぴったりだった他機種のハンドルを取り付けてみました。
う~ん、なんかすごく武器っぽくてかっこよい!
こうなりゃ、例のボルトには、照準器でも取り付けようか?
(=^^=)ゞ