もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

懐かしい風景?

2017-02-12 10:12:16 | ぷ♂の日記
昨日は天王寺で飲んでおりました。

遅ればせながらバンドの新年会だったのです。
本当は昨年末計画していた忘年会が都合がつかず、
年明けすぐは、まず真面目に練習していたために、
「これでいいのか?!」
というわけで、今月の練習を止し飲み会としたのですよ。

ヽ(^∀^)ノ うへ~♪

てなわけで、いつも通り汚くしょぼく、
そして足元に冷気の吹込む店の二階で飲み、店を出たのは終電前。
今年一番の冷え込みで、また深夜ということもあり、吐く息が白い白い!
で、タバコを吸わない私はそれがそれが面白く、
「ほら!白い白い!」
と子供のようにはしゃいでいたらVoのMOLLEYが、
「そりゃマイナスですから。」と。
だから、「うっそ~!」とより大きく白い息を上に向かって吐き出すと、

CA394961.jpg
あ!嬉し懐かし公衆便所♪

昔はどこの公設市場にもあった汚い公衆便所。
それがまだ、この商店街には残っております。
だからそれが嬉しくて、最若手で新婚でもあるDrのトンタカ君に、
「君もぜひ一度ここで用を足し体験しておき給へ!」
とアドバイス。

いやほんと、皆さんもここで飲む機会があれば、ぜひ一度ここで用を足し、
文字通りションベンくさい昭和の雰囲気を味わってみて下さい。
でも、文字通り味わうと病気になるから絶対舐めちゃダメ!
φ(._*)☆\(-_-)

さて懐かしいといえば、先日来近所の懐かしい散歩道をご紹介しました。
「ちょいとバイク散歩 ~中野鍼灸院~」「意外に古い散歩道」

実はそれと同じく毎日通る散歩道に、とても懐かしさを感じる場所があるのですよ。
とは言え、その場所にはもうすでに新しい家が建っており、
今そこを眺めても、私の記憶の中にしかその景色はありません。
ただ、その景色を見た時期が、私が中学時代の1970年代後半。
その当時の私が目にして、
「うわ!懐かしすぎる…」
とそう思った光景なんです。

それは毎朝一緒に通学するために寄っていた友人の家の並びの端にあり、
似たような新築が並ぶ建売住宅地の中で、
その一角だけがまるで異空間の様に時代から残された感じ。

小さな小さな木造家屋、屋根は板葺きで、それを大きな石で抑えている。
更に家全体が本当に傾いていて、大きな丸太でつっかえ棒をしている。
また家の前には、根元で大きく曲がった松の大木が斜めに生えており、
その光景は、よく時代劇で見る江戸時代の長屋のようでした。
とはいえ、むろん電気は来ているらしく、軒先には洗濯機が置いてありました。
でもそれも、手回しのローラーのついた当時でもかなり古いタイプ。)


確かにそのような光景は「あしたのジョー」や、「ハリスの旋風」などの漫画の中で見ることはよくありました。
(こういうの 「丹下拳闘クラブ」
ですが、さすがに私の世代ではそのような光景を見たことはなかったので、
初めて見た私はものすごく衝撃を受けたのです。

だからすごく気になったものの、友人が全くの無関心だったのと、
なんとなく話題にしてはならないような雰囲気があったので、
その家について何も尋ねることができませんでした。

ですが、かなり気になるものだから、毎朝の通学時、
「いったいどういう人がどういう暮らしをしているんだろう?」
と、思いながら前を通り過ぎていたのです。

その後何度か、松の木の下に七輪を置き調理しているおばあさんを見かけたので、
「そうか、ガスは来ていないのか…」とぼんやり思い、
「独り暮らしなんかな?身寄りはおらへんのんかな?」
とか、いろいろ思いながらその光景を眺めていました。

ですがその後、その友人とクラスが変わったからなのか、
はたまた高校へ進学したからなのか、その辺はあいまいでよく覚えていないのですが、
その道を通ることが無くなったため、そのことをすっかり忘れておりました。
そしてある時ふと、
「そういやあの家どうなった?」
と、そう思い見に行ったのですが、
その時にはすでに何もない更地になっておりました。
(無論松の木もない状態。)

そうなると今度はやたら気になって来るもので、
地元の友人などに、
「なあなあ、ここにあった古い家のこと覚えてる?」
とたずねるも、
「家?そんなんあったかな??」
と、誰もが記憶にない様子。

だから時折、
「あれは本当にあったのか?」
とか思ってしまうのです。

幸いその当時から少しあと(84年)の住宅地図を持っているので、今その場所を見てみると、
大きな区画の個人名。(その方は地元でも有数の古くからの地主さん)
ということは、あのおばあさんはそこに住まわせていてもらっていたのか??
ついでに、当時一緒に通っていた友人の家を見てみると、
「あれ??」
並びに彼の名前が無い?!
家は確かにあるのに、どの名前も聞き覚えが無い。

そういや、途中で引越したんだっけ…?
だから、あの道を通らなくなったんだったっけ…??

そういうわけで、あの古い家の光景は、
私の記憶の中ではなんだかとても不思議なものとなっているのです。
まちがいなく存在していたのに、何ともあやふやで、不確かなものとして。

そういうわけで、今日もその道をポチと歩くのですよ。

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「このあたりなん?」
コメント
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