気を作る？巡らせる？

今回のマクロビオティック薬膳研究会では、私たちの健康にかかせない「気」の作り方、巡らせ方を教えていただきました
ちょっぴり摩訶不思議だけど、なるほど納得。人間の身体は奥が深いなあ～と思います。そしてその仕組みをこうやって体系的にまとめた東洋医学ってすごい

例えば、私たちは生まれながらに先天的な生命力を「腎」に蓄えています。「腎」を冷やすと、その先天的な生命力を浪費することになり老化が早まるらしい。

また、私たちは食べることで食べ物の生命力を取り込み、「脾」で体に必要なもの（気と血液）を作っているので、「脾」が弱ると気と血液が十分つくれなくなります。そうならないために毎日の食べものと食べる量が重要だとのこと。

さらに、気と血液を巡らせるには「肝」が活発に働いている必要があって、そのためには体を温めること、感情をクリアにすることが大切。物事を考え過ぎたり、思い悩んだら「肝」は弱るのだそうです。わかる気がするわ！

と、いうわけで、料理実習も「気を作り、巡らせること」がテーマのメニュー

　・豌豆ご飯
　・長芋と韮の元気味噌汁
　・青菜、ひじき、湯葉の胡麻よごし
　・きんぴら
　・黒糖ういろう　シナモンきな粉

先生曰く、この中ですっごくおいしく感じたもの、毎日食べてもいいと思えるものがあったら、それがいまの自分に必要なものですよ、と。わたしはどれかな