printemps(プランタン)
今年はどこも風が強いようで、チュニジアもご多分にもれず、シロッコ(初夏にヨーロッパに向けてアフリカから吹く風)かと思ってしまった。
風がやめば、暖かいを通り越し、暑いくらいの陽気。しかしひとたび、びゅ~!と吹いてくると、セーターの上からダウンを着て、襟巻を巻いてもまだ寒かった。
そんな寒さをものともせず、チュニジアの大地は、花で埋め尽くされていた。
チュニジアのどこへ行っても、黄色いじゅうたんがどこまでも広がっている。
チュニジアンカラーは、黄色と緑色。
レストランの食器は、お皿もスープ皿も、カップに至るまで、黄色と緑のツートンカラーが多い。
この緑は、ナツメヤシの畑。黄色は砂漠の色だというが、ナツメヤシ畑に咲き乱れる黄色いじゅうたんをも意味しているように思える。
じゅうたんの正体は、クローバーのような葉っぱのオキザリス。
小さな花とはっぱが、びっしりと大地を埋め、雨粒をきらきらと輝かせている。
南に行けば、行くほどオキザリスが増えていくようだ。
チュニスでよく見たのは、デージー。
地中海の青い海を背景に、大きな花が風に揺れる。
白い家の青い窓枠に飾るのにぴったりの花である。
チュニジアが青い国になった理由。
それは、この黄色い花々が咲き乱れる土地だったからかもしれないと思った。
チュニジアの公用語はアラビア語とフランス語。
アラビア語で春はربيع(ラビーア)。日本人がアラビア語を話すのは珍しいらしく、もっぱらフランス語で話しかけられた。
フランスの植民地時代が長く、今もフランスからの観光客を狙う、おしゃれな国、チュニジア。
花を摘みながら、地中海を眺め、黄色いじゅうたんの中を歩く。
チュニジアを愛した画家、クレーの絵をイメージしながら…[a]
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行きたい処だらけでパンクしそうですが(笑)
きっと、心の琴線に触れる何かが待っています!
チュニジアは一度しか訪れがことがありませんが、遺跡も多く残る興味深い国ですね。
人々がにこやかで、親切だったのを思い出します。
ナツメヤシを使った料理やお菓子は北アフリカではあちこちで見かけますが、不覚にも、ナツメヤシの木には気付かずに素通りしていました!
mitraは、私のエジプトブログのみ見ることができないそうです。
エジプトとイランの関係も良くないので、それが原因かしら?と、ととにかく、やみくもに見られない状況は回避してもらいたいと思っています。
ナツメヤシの木もいいですよ!
ぜひ秋に、実を干しているところを見てほしいです。
赤とオレンジのパッチワークがどこまでも広がっています。
特定のブログにフィルターがかかることもありますが、おそらく何かの「単語」に一律に反応しているんだと思います。それがどの単語なのかは検討が着きませんが。
ところで、私もチュニジアをそろそろ再訪したくなってきました!ナツメヤシのオアシスの光景は、とても心癒されますよね。
チェニジアへの思いも高まります。青い国ですか。黄色い花がまた素敵だ!
いつか行ってみたいなぁ・・・
チュニジアはおフレンチな感じがなかなかいいですよ。エキゾチックな中のフランス。
黄色が又生えるんですよ!
是非行って、地中海の魚とワインを楽しんでください!