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教習がある程度まで進んでいる人でも、
(一部例外はあるものの)教習の最初は、
周回コースを走ることから始めると思います。
これは、もちろん慣らし運転なのですが、
やっていることには意味があります。
周回コースを走ることで、
(1)カーブの手前でスピードを落とす
(2)カーブの中で加速していく
(3)直線ではしっかりスピードを出す、
を繰り返しているのです。
すなわち、
自動車運転で「安全確認」に次いで2番目に大事な「加減速」を
練習(あるいは復習)しているわけです。
まれに、周回コースをぐるぐる走っていると、
「時間が勿体ないので次の課題に進んでほしい」と
要望する教習生がいたりします。
解ってないですね。
もしや、周回コースが
ただカーブでハンドルを回すだけと思っているのではありませんか。
上に書いたような周回コースを走る意味を理解して練習しないと、
それこそ「時間が勿体ない」ですよ。
でも、お客さまの要望なので、
一応は次の課題をやってみることもありますが、
例えば、右左折にしても、
周回コースでの加減速ができていない人は、
大概「ハンドルを回して戻す」だけの運転になってしまいます。
それでは意味が無いのと、加減速を伴わない変なクセも付きかねないので、
また「周回コースの復習」に戻る羽目になり、
結局、時間の無駄になってしまうのが殆どです。
周回コースの走り方がすべての基本ですから、
馬鹿にすることなく、しっかり取り組んでください。
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